箱推しなので箱ごと守ろうと思う 弐【鬼滅の刃】

玖拾捌 ページ48

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日が沈む前に山に着いた。ちょうど選別の説明が行われているところだったので、こっそり中に紛れ込む。





『(げっ今回は人が多いな…見廻り大変そう…)』



し「……………A、さん？」


『…おやっ、しのぶちゃん』


し「何故あなたがここに？」


『最終選別の見廻りを任されているんだ。本当は被選別者には内緒なんだけどね』


し「…そうですか」


『あの子たちの説明、聞かなくていいのかい？』


し「全て姉さんから聞いているので」


『なるほどなるほど』




前より会話が続いているだと！？感動！！ちょっとは心を許してくれたと思っていいかしら！？





し「…この選別が終わったら、姉さんと街へ遊びに行く約束をしているんです」


『おやおや、それは羨ましいね』


し「……………」


『……………？』



し「………貴方も、一緒にどうですか」


『エッイイノッ！？』


し「選別が終わった次の日に、岩柱の屋敷に来てください。それではまた」





口早に言い残したしのぶちゃんは、私を一瞥した後山へ入っていった。


あ、いつの間に説明終わってたのね。私も行かないと。





…ていうか、私が二人のお邪魔しちゃっていいのかしら？


あの二人と一緒に遊ぶの？？




……えッ！？！？


美人ふたりと並んでも遜色ないようにおしゃれしていかないと！！隊士に手伝ってもらお！！







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めんどくさいので一週間飛ばす(メタ)。





最後の夜が明けたので帰る！！！！



七日間、飲まず食わず寝ず過ごしました。凄くない？



まぁ二ヶ月くらい前まではこんな生活ざらにあったけどな！なんてったって社畜(ハードモード)だからな！



何にも食べないと傷の回復は遅くなるけど、そうは言ってもやはり人よりは早い。しかも不眠でも肌は荒れない。




リアルガチのダイ・ハードなんだわ。中々死なないんだわ。



なんて良い身体！！！愛してるよ身体ッ！！！！






……とは言ってもお腹は空くし喉は乾くし眠たすぎるので、今日は屋敷に着いたら即寝ます。こういう時は毎回泥のように寝ます。



小芭内に「そろそろ溶け始めるんじゃないかと思った」って言われる程だから、だいぶ泥なんだろうなと思います。







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作者の無計画さにより、伊之助と小芭内、無惨様と無一郎くんの表記が被るという事態に陥ったので続編から表記変えます。申し訳ございません！申し訳ございませんッ！！！

玖拾玖→←玖拾漆

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