捌拾漆 ページ37
·
折り鶴は懐に大切にしまいました。
推しが折ったなんて聞いちゃうともう、ちょっと歪なとこもしゅきしゅきポイントになるのでね、これは家宝にさせていただく。
『…そういえば、どうして門に挟んでおいたんだい?』
無「吃驚するかなって思って」
有「あんまり驚いてはなかったみたいだけどな」
ほぁ〜!もっとリアクションすればよかった〜!私のバカ〜!
というかびっくりさせたかったから門に挟んでたとか可愛すぎか…なんなんだ…?…手渡しでも可愛いに違いないのに……鎹鴉が運んできても可愛いに違いない……封筒に折り鶴入れた時点で可愛い(確定)なのに……てか折り鶴折るって可愛い………千代紙を扱う時透双子(尊)…………
_____
_______
『___ってわけで、これからは二人も家族の一員ということでよろしく頼むよ』
伊「……姉様の頼みなら仕方ない」
『ありがとうね、小芭内。
さて、今の部屋は一時的に充てられたものだろう?今のままでも構わないが、好きな部屋を選んでいいからね』
無「…じゃあ僕、Aと同じ部屋がいいな」
『いいよ』
伊「駄目だッ!!!!!」
無「……廊下の向かいっかわの部屋にする」
有「なら俺はその隣だ」
伊「何が"いいよ"だ姉様は阿呆なのか??」
『冗談だよ……』
……賑やかになりそうです。
________
その日の夜。
読書をしていると、襖の向こうに立つ誰かの気配に気付いた。
___トントン
無「入ってもいいー?」
『無一郎くんか、どうぞ』
ちゃんとノックする無一郎くん偉いです。
襖が開かれると同時に、痣について書かれた数少ない文献を閉じる。
『もう良い子は寝る時間だよ?』
無「じゃあ僕達は良い子じゃないね」
『…ふふっ、そうだね。
それで、どうしたんだい?眠れないのかな?』
無「…うん。Aは何してたの?」
『ちょっとね、お勉強だよ』
無「ふぅん……まぁいいや。Aは、これから仕事?」
『いや、違うよ。今夜は非番なんだ』
無「そっか…じゃあ、一緒に寝ようよ」
_______
話の都合上、頂いたリクエストを実現できるのは続編になるかもしれません……申し訳ないです……
(リクエストをくださった方、ありがとうございます!ちなみに一応まだ募集中でございます!!)
3388人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うさぎもち - 無一郎かわええ・・・ (8月5日 16時) (レス) @page47 id: 6ed501a3ba (このIDを非表示/違反報告)
冰輪(プロフ) - 無惨のママみがつおい……w (8月1日 0時) (レス) @page27 id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - いつも楽しみにしてます最新頑張ってください応援しています (2021年5月21日 22時) (レス) id: 15c1247fea (このIDを非表示/違反報告)
りぽE - 錆兔好き…。 なんでこんなイケメンなん??錆兔と義勇さんに攻められたらやべぇな (2020年6月10日 16時) (レス) id: 15686f771a (このIDを非表示/違反報告)
桃綺薇(プロフ) - 鯖兎に惚れた…… (2020年4月20日 18時) (レス) id: 3e7a0f8c20 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:M2 | 作成日時:2020年1月18日 22時