箱推しなので箱ごと守ろうと思う 弐【鬼滅の刃】

漆拾捌 ページ28

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そんなこんなでさらに一週間が経ち、私の左腕は元通りになりました。




てことで無限城病棟は退院でござる〜！！やった〜！！






無惨様寂しそうな顔してたけど知らない。





思わず



『また来るからね？そんな顔しないでおくれ？』



って言ってしまったとかそんなの知らない。







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『…怪我の療養とはいえ長期間にわたる不在により御迷惑をおかけしたこと、今一度謝罪申し上げます』


お「いいんだよ、A。君が無事でよかった。腕も治ったみたいだね」


『えぇ、おかげさまで……』



お「それで、あの双子についてのことなんだが…



……無一郎は記憶をなくしてしまった。記憶障害も残っている。おそらく、気を失う前にもう有一郎が死んでしまったと勘違いをしてしまったんだろうね。あの状況ではそれも仕方の無いことだろう。

君の手紙の通り、あの二人には君の屋敷で過ごしてもらっているよ。会いに行ってあげてくれるかな」


『…御意。御報告感謝致します』







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『ただいま帰ったよ』



＿＿＿ガシャンッ




伊「…ね……え、さま…？」


『あっ、こら小芭内、刀を落としたらダ』

伊「今まで何処に行っていたんだッ！！！」


『…Oh………』


伊「急に得体の知れん双子を寄越して俺には手紙の一つもないだと…！？ふざけるのも大概にしろッ！」





おこだ。完全におこだ。どうしよう。





『すまなかったね、小芭内……』


伊「……っ……名を呼ばれるのも一ヵ月ぶりだ。この一ヶ月、俺がどんな思いで過ごしてきたと……ぐすっ……」


『あぁぁ泣かないでおくれ……！』


伊「…うぅ……っくそ…姉様なんて、き、きら……うぅ…」






嫌いと言えない小芭内はここです(尊い)。





てか推し泣かせたんだけど……罪深……切腹するわ……




なるべく苦しみながら死ぬからみんな安心して……





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