鬼に気を許す私は、鬼殺隊にいる資格はないのでしょうか？弐【鬼滅の刃】

伍拾参 ページ10

胡蝶Side



Aさんが.....お酒を飲んでしまいました！！！




なんだか、今にも暴れそうな.....予感がするのですが....←Flag☆



『あぁぁ、もうわかんないよぉぉぉ、』


いきなり喋り始めました.....な、何を話すのでしょうか。


『みんなが裏切らないかなんてわかんないじゃぁっぁぁんん、もしまた感情的になって信頼して裏切られたらぁぁぁ？？？

私はどうしたらいいの？？？ねぇ、どうしてくれるの？胡蝶さん！


助けてよ......ねぇどうしたらいいの？』


胡「......なんとも言えません。」


『なんでぇ？どうしてぇ？もう裏切らないんでしょ！！！だったら絶対に裏切らないって言ってよ！



それに.....いつになったら時透くんは記憶を戻すの！！！早く戻してよ！！！！確認したいことがるのに....聞きたいことがあるのに.....ねぇ。

神様はひどいよ、いつも私の幸福を奪う。幸せを奪う。ねぇぇ、返してよ....私の幸せ...ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ』



...時透さん？彼が....なんで....？


Aさんは、大変です。

でも世界で一番強い方かもしれません。



何個もの辛い出来事を一人で抱えて.....本当に申し訳ないです.....。



『早く思い出してよ.....！！私との会話は全部忘れちゃったの！？ねぇ、時透くん....もし勘違いでも、勘違いでもいいから、早く、早く記憶を戻してよ....、


ねぇ、夜くん！』


夜くん？誰のことでしょう....



彼の名前は無一郎です。

ではやはり彼女の間違え、勘違い？


でも仮に彼だとしたら.....Aさんはその相手の名前を知らない...？





あ、私はなぜこんな解析なんてしてるんでしょうか。


早くお開きにして、Aさんを寝かせないと....。




胡「みなさん！今日はもうお開きです！

お帰りください！寝てるみなさん、起きないと実験台になりますよー？」


寝てる全員「ｶﾞﾊﾞｯ(実験台なんて...絶対にいやだ！)」


冨「....ｸﾞｰ、ｽﾋﾟｰ」



胡「冨岡さん、だから嫌われるんですよ？」


冨「ｶﾞﾊﾞｯ、俺は嫌われてない。」


反応早くないですか？だから嫌われるんですよ。全く。





「すみません、失礼致します。A様はおりますか？」


え？誰でしょうか。


とっても美人な方がいらっしゃってますが....


胡「えっと、どちら様でしょうか？」


「わたしくし、A様の家政婦をやっております、かのと申します。」



家政婦.....？



なんて、彼女いましたっけ？

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