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漆拾参 ページ35

貴方Side



『ぅ....いったぁ....って!

師匠!悪菜!それに三人とも!どうしてここに...』



炭「Aさん!実は...


ー説明中ー」



嘘、まさかみんな飛ばされてるなんて...


炭「俺達は今から外を見に行こうかと...」



『だめ!絶対だめ。ここには十二鬼月がいるんだから、勝手にうろついたら危ない。

私が行くから、三人ともここに残って。』


炭「...俺たちを甘く見ないでください!これでも成長したんです!」


『でも....


佐「A、行かせてやれ。」


でも、師匠....わかりました。



でも約束して。どんなときがあっても、身の危険を察知したら逃げること。そして生きて帰ること。』


かまぼこ隊「(頷く)」


『悪菜、絶対に死んじゃだめ。生きてね。生きて帰って。』

悪「はい...師範も....師範も最後まで味方でいてくださいね。」




味方でいてくださいね......




まさかっ、気付いて!






でも、もう私は決めたから。

『うん。わかってる。いつでも私はあなたの味方だからっ!』


悪「...はい!気を付けて!」



『うん。』



そして振り返り、三人とその部屋を出る。



炭「....Aさん。別れましょう。


『...へ?』



みんなでそれぞれ別れましょう。俺たちのことは気にしないでください。

もう覚悟はできてます。その方が効率がいいと思って。」



確かに、柱の手助けのためにみんなそれぞれのところに行ったほうが効率がいい。

でも、柱の邪魔になったら。



命でも落とされたら、私はこの後悔を背負わなければならない。






でも、この時は。


彼らに賭けてみたいと思った。




『うん。わかった。

絶対死なないで。頑張って。』


善「Aさんだって死なないでよおおお!?」


伊「ホワホワ....ハッ、死ぬわけねえだろ!」



『....うん。』




そして、私達は別れた。






『...部屋の数相変わらずだな。

ていうか、広すぎて迷子になりそう...』


なんてつぶやきながら素早く移動していたら、見覚えのある女性を見つけた。





「こんにちは。お久しぶりですね。Aさん。」





『珠代さん!お久しぶりですね、お元気で良かった...。』




それは、愈史朗くんと珠代さんだった





珠「あなたを探していたんですよ。やっと見つけた...。」


愈「ふんっ。よく珠代様をこんなに待たせたな。」




一体なんで...?

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・小豆・(プロフ) - 金米糖さん» 作者のボードに乗せてくれると嬉しいです!あ、そろそろ鬼との話書かなきゃなーって思ってましたw 書かなきゃ(´;ω;`) (2020年5月3日 11時) (レス) id: d83b8a95e4 (このIDを非表示/違反報告)
金米糖(プロフ) - あのイラスト描いたんですけどどこに貼ればいいのですか?とりあえず作品作るので見てくれるとありがたいです! (2020年5月2日 23時) (レス) id: e31feca5f7 (このIDを非表示/違反報告)
金米糖(プロフ) - 鬼と仲良い話そんなに出てこなくて忘れかけてました!自分と仲のいい鬼に殺されそうになったら嫌ですね! (2020年5月2日 22時) (レス) id: e31feca5f7 (このIDを非表示/違反報告)
・小豆・(プロフ) - 金米糖さん» 私も好き!ありがとう(´;ω;`) (2020年4月28日 12時) (レス) id: d83b8a95e4 (このIDを非表示/違反報告)
金米糖(プロフ) - ・小豆・さん» 面白かったです!更新ガンバッテクダサイ!小豆さん好き! (2020年4月28日 10時) (レス) id: e31feca5f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:・小豆・ | 作成日時:2020年4月26日 7時

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