鬼に気を許す私は、鬼殺隊にいる資格はないのでしょうか？弐【鬼滅の刃】

陸拾玖 ページ30

『勿論、あなたの味方




なわけないでしょ。』



「.....そうか。

では、お前にも無限城に行ってもらわなければならない。」




『えぇ、行きたいわね。


そしたら、みんなを助けに行けるんだから。



でも、その前にかのを離して。』



「無理なお願いだ。


こいつは、ある書物を偽物の物と交換し、私達を騙したのだ。


許すわけにはいかない。


だが、、、今その本物の書物がどこにあるか。



吐き出せば◯しはしない。」



か「.....絶対に言いません。

絶対に、絶対に言いません！」



『だめよ！かの！言ってしまいなさい！』


だめ、だめ、だめ！


また、守れない。




もうそんなの嫌！




私が今かのを奪い返しに行っても、やられる。


だって、弱いもの。無惨に一人で勝てるわけがない。




「では、お前は用済みだ。」




『やめてっ！！！！！』



思わず刀を抜いて、切りかかってしまった。



あっという間に無惨は私を吹き飛ばして、







私は壁に激突。






そして、かのは。









「ｸﾞﾊｯｶﾊｯ.....A様......今まで......ありがとうございました......大好きでしたよ。

ﾊﾟﾀｯ」




『あぁ、かの........』ﾎﾟﾛｯ



涙を流した。



久しぶりに流したかもしれない。









そして、久しぶりだ。


こんなにも憎しみにあふれるのは......






『絶対に......許さない。』








そして、




ﾍﾞﾍﾞﾝｯ




音がする。





そのまま、Aは。






最終戦の場所へと落ちて行った。

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