木の実【設定集】

└ 関係 _ アルト・フェニックス ページ6

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： 上條黒鉄
「アルト」「お前」



： アルト・フェニックス
「上條」「少年」「わんこ」「狂犬」



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黒鉄が、一方的にフェニックスくんを嫌っている。



初期、出会い始めは飄々としているフェニックスくんを黒鉄は“調子にのっている”ととらえた。

加え、非常に整った顔立ちや長いヘアースタイルから女だと勘違い。女であれば、持ち前の力でねじ伏せることができる。そう思った黒鉄はフェニックスくんへ手をかけようとした。





そう、しかしそれはかけようとしたところで止まってしまう。

一般の人間である黒鉄がいくら強かろうと、対戦用に作られた人造人間であるフェニックスくんに敵うはずがないのである。


圧倒的な力の差を見せつけられ、黒鉄は即行動不能にされてしまった。








その一つの出来事により、彼らの関係は始まった。

力の差で黙り混んでしまった黒鉄。彼のなかでフェニックスくんは恐ろしい、恐怖を抱く者と変わった。



以降、黒鉄はフェニックスくんへ接近する回数がぐんっと減った。
あれほどまでの差を見せつけられても尚立ち向かう勇気は黒鉄は持ち合わせていなかった。







しかし、フェニックスくんは違った。それを好機と捉えたのかはたまた面白さと捉えたのかそれを黒鉄が知るよしはないが、フェニックスくんは黒鉄に近づくことが増えた。



フェニックスくんの構いが増えてきたため、あまり構い過ぎると黒鉄はフェニックスくんへ武器である、鉄パイプを向けるなど手を出すが、それは簡単にねじ伏せられてしまう。


その代わり、と言っては難だが黒鉄からフェニックスくんへの暴言の回数が増えた。「バカ」「アホ」なんて生易しいものではなく、「死ね」などの暴言が当たり前である。

しかし、人造人間であるフェニックスくんには暴言も殆ど通用しなようなものだった。





逆に今では、黒鉄の好物である鮭おにぎりを与えられ、餌付け状態にある始末だ。




「鮭おにぎり」と言われると、ピクリと身体が動き、暴言を吐きながらもフェニックスくんから鮭おにぎりをもらう当たり、黒鉄はフェニックスくんの作る鮭おにぎりが好きだと言っているようなものである。

以上のことより、黒鉄のフェニックスくんに対する当たりは初期に比べ、丸く、柔らかくなったものの、暴言は健全である。



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御相手様：アルト・フェニックス

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