転生2 ページ4
職員室に日誌を届け、出久を待たせているので足早に教室に向かった。
「───ｯ!!」
「──!?」
ｶﾞﾀｶﾞﾀｯ
「──ｯ!」
(…………？)
何だろう。
教室で何か、モメている様な声が聞こえた。
嫌な予感がして、無意識に歩調を早める。
(…出久？違うね？)
ｶﾞﾗｯ
？「つー訳で雄英受けんな、ナード君」
緑谷「っ…」
…見事に嫌な予感が的中してしまった。そこには私のもう1人の幼馴染と出久がいた。
(出久を助けに行かないと)
この時の私は知らない。
まさかあんな事になるなんて。
『ｯ…ちょっと勝己!やめなって!!』
爆豪「あ"？」
勝己と出久の間に入って、出久を守る。
爆豪「…おいA、退けやァ」
『嫌だ。退いたら勝己、また出久に手ぇ出すでしょ』
爆豪「ったりめぇだろ!!んでクソナードの肩持ちやがる!!」
勝己の問いに私は「何ででも良くね？」と言う疑問があったが、素直に答える。
『出久が幼馴染だから』
爆豪「だったら俺もだろうがｯ!!」BOM!
右手から小規模の爆発を起こし、私を威嚇する。
それはそうだけど…勝己は何が言いたいのだろうか。
『そうだけど、何が言いたいの？』
爆豪「ｯ〜〜あ"あ"ぁ"っ!!!っとにイラつくなぁテメェらは!!」
・・・
「無個性の癖によォ!!!!」
『…今は関係ないじゃん』
その言葉が勝己の逆鱗に触れた様で、勝己は出久の机を蹴り飛ばした。
そして出久の大事にしていたヒーロー分析ノートを爆破し、窓から投げ捨てる。
『ちょっと!!』
爆豪「あ"〜、うぜぇ…」
それでスッキリしたのか、勝己達は教室を出ようとした。
その時に勝己が言った。
爆豪「来世は"個性"が宿ると信じて…
屋上からのワンチャンダイブ!!」
ﾄﾞｸﾝｯ
心臓が脈を打つ音が明らかに聞こえた。
『ｯ…？な、に？これ…』
爆豪「あ"ぁ？」
私の様子が可笑しいのに気付いたのか、勝己が足を止める。
緑谷「…？ど、どうしたのA」
『…ｯぐ!?ｶﾊｯｶﾊ…』
緑谷「A!?」
苦しい、頭が割れるように痛い。
何かが流れ込んでくる、そんな感覚だった。
そして頭痛が収まる頃
『……はぇ？』
私は
緑谷「どうしたの？A…もう大丈夫？」
爆豪「……」
『…………』ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ
緑谷「？、？？ど、どうしたの本当に…。僕、ほっぺたに何か付いてる？｣
『……デク君？』
前世の記憶を思い出して混乱していた。
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桜酒 - やばい、挿絵めっちゃ綺麗 (2018年9月24日 16時) (
レス) id: 7715cc5acc (このIDを非表示/違反報告)
藍伊(プロフ) - まるさん» 全然生意気とかじゃないです！大丈夫ですよ！言われてみれば確かにそうですね…笑まぁただ、このお話の夢主ちゃんは色々と隠すつもりは無いんですよね…これ以上言うとネタバレになってしまうのですみません^^;違和感があったのならごめんなさい！ (2018年8月26日 19時) (レス) id: a43a9b4f38 (このIDを非表示/違反報告)
まる - あの……大変申し訳ないんですけど、一話であんなに殺伐としていた主人公が、前世の記憶を思い出したからって急にオタクじみた言動をするの、おかしいと思います。普通前世の記憶って隠そうとしますよね？そこなんか違和感です。生意気言ってすみません。 (2018年8月26日 3時) (レス) id: 778e9b4416 (このIDを非表示/違反報告)
藍伊(プロフ) - まひろさん» ありがとうございます！続編の方でガッカリさせてすみません…。次回にご期待下さい！ (2018年8月23日 16時) (レス) id: a43a9b4f38 (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - 夢主が可愛すぎて鼻からケチャップが。 (2018年8月23日 8時) (レス) id: 7de6681971 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍伊 | 作成日時：2018年6月18日 22時
