毒舌度３４％ ページ36
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静かな布団の中、私の脳内は混乱していた。
カルマの笑顔が浮かんだり、とりとめのない会話ですら、思い出して嬉しくなったり………何より、
「＿＿＿＿＿でもカルマは………ねぇ?」
………莉桜ちゃんのあの言葉が頭の中で何度も繰り返される。
あの言葉の意図が正しかったら、きっと、カルマにも好きな人がいるって事。
………別に、居たって良いじゃん。
私には関係ない………訳じゃないけど、関係ない。
私はまだ何か引っかかる頭を無視して、ギュッと目を閉じた。
疲れていたのか、案外すぐに瞼は重くなり、徐々に周りの音は遠ざかっていった。
ーー…
『………。』
何故かふと目覚め、私は首を動かす。
辺りは暗く、皆は熟睡してる。
枕元にあるスマホを付け、時間を確認すると、まだ明け方5時前。
………あー…今から寝ても………起きれないよな。
私は物音を立てないように起き上がり、髪を手ぐしでとかしながら、ノロノロと外に向かった。
＿＿＿＿＿
『うわぁ………寒っ』
思ったより風があり、無駄に長い髪がなびく。
クシャっと前髪をかき上げ、私は朝日を見て目を細める。
綺麗な風景だなぁ………。
なんか、下らない事全部忘れそう………なんて思えるのも束の間。
何故かここで、カルマの顔が浮かんできたから。
何で!?
一人で慌て、私は切り替える為頭を振る。
ここで思い出したのは、ある台本。
私が、演劇部で唯一主役になれなかった台本が、ひとつだけある。
部内オーディションで落ちたんだ。
落ちた理由なんて、何となく理由なんて分かっていて………だからこそ、今もう一回やってみたくなった。
私は周りを見渡す。
この時間の為、周りに人影は見えない。
練習。これは練習だ。と自分に言い聞かせ、私は口を開いた。
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葵(プロフ) - オセロさん» ひえっ、コメント気付くの遅れて申し訳ないです！！ 初コメありがとうございますー！！ は、発狂させてしまった……！笑 きっと先が長い作品ですが、のんびりと読んで頂ければ幸いです！ (2019年8月4日 2時) (
レス) id: f205b8954e (このIDを非表示/違反報告)
オセロ - 初コメです！ 今回の作品、ずっと発狂しながら読んでました！ 続編や、今後の二人の関係を描いた物語を、楽しみにして待っています！ m(._.)m (2019年7月23日 23時) (レス) id: 3d9b2eea0d (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 黒猫れもんさん» ありがとうございます!!テンポよく進められる会話は書きやすいので（私情） ほらカルマ君!!ご指名だよ(( (2016年12月25日 4時) (レス) id: dcc347a630 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫れもん - ふたりの会話が微笑ましいです(*´ω`*)カルマくん。私と結婚（（ (2016年12月24日 23時) (レス) id: f8822feb9a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうたすら(プロフ) - すみません……ありがとうございます！更新頑張ってください！！応援しています!! (2016年11月23日 12時) (レス) id: 152c51bac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/1131939128247848960?s=19...
作成日時：2015年9月26日 23時
