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Sっ気患者さん ページ22

今日最後の子の診断も終え、CRに戻ろうと廊下に出る。



院内はもうクリスマスムードで、リースなどの飾り付けが壁に施されている。



無論、私は貴利矢と一緒にクリスマスを過ごす。




去年はそれどころじゃなかったけど。






その飾り付けを見ながら歩いたり、患者さんたちとお話をしたりしていたら、とある病室から顔見知りの患者が出てきた。









富永 天馬くん、18歳。


178cmの高身長、甘くて爽やかなルックスから、院内では人気の患者さんだ。




彼はゲーム病ではないが、飛彩と話していたのを見て、それがきっかけで少しずつお話するようになった。





天「橘せんせ、こんばんは。今日も美人だね」




低くて色っぽい声が、私を呼び止めた。




ハァン耳が///←





天「先生、どうしたの!?熱でもあるんですかね...?」








そう言い、彼は自分のおでこを私のおでこにくっつけた。






『て、天馬くん...大丈夫だから。熱はないから、ね?』





天「え?でも...先生、顔赤いよ?」





『大丈夫だから!、部屋戻りな?』







天「でもさぁ...ホントは、照れてたんじゃない?」






彼は、わざと私の耳に息がかかるように、耳元でささやく。



そのせいで、ますます赤くなってしまう私。




天「橘先生、ちょっと付き合ってよ」









天馬くんは私の腕を引いて、早足で歩いていく。その足は、この時間では人が少なくなっている、屋上へと向かっていた。







『あのね、天馬くん...私、人を待たせてるからさ...あの、聞いてる?ねぇ。ちょ、聞けや』








天「その人っていうのが誰だかは知んないけど、俺は俺でしょ?」







『そうだけど...!!!』









そして屋上に着いた私たちは、椅子に座った。

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設定タグ:エグゼイド , 仮面ライダーエグゼイド , 九条貴利矢   
作品ジャンル:恋愛
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すずきゃん(プロフ) - いつもありがとうございます!とうとうプロポーズまで書いてしまいました...! (2017年12月26日 22時) (レス) id: 60c2491725 (このIDを非表示/違反報告)
リナっち(プロフ) - すずきゃんさん» こんばんはm(__)m更新お疲れ様ですm(__)mなんてこった(*≧∀≦*)プロポーズ(///∇///)きたぁぁ(〃ω〃)かっこよいです(///∇///)続き楽しみにしてますぅ(*≧∀≦*) (2017年12月26日 21時) (レス) id: 79a0b77c82 (このIDを非表示/違反報告)
すずきゃん(プロフ) - ですね!楽しみにしています(*^^*) (2017年12月25日 15時) (レス) id: 60c2491725 (このIDを非表示/違反報告)
リナっち(プロフ) - すずきゃんさん» はい(*≧∀≦*)喜んでましたよ(///∇///)あたしは更新を頑張ります(。´Д⊂)なかなかできていなくて(。´Д⊂)お互いに無理しないようにしましょうm(__)m (2017年12月25日 15時) (レス) id: 79a0b77c82 (このIDを非表示/違反報告)
すずきゃん(プロフ) - リナっちさん» いいですね!娘さんの喜ぶ姿が浮かびます(*^^*) (2017年12月25日 15時) (レス) id: 60c2491725 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すずきゃん | 作成日時:2017年11月11日 19時

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