愛してる。誰よりも君を【RYOSUKE.Y】

story8 ページ8

知念は今…
ｵﾚのﾊﾞｲﾄしていたｶﾌｪで働いている。





．





知念〔日曜日とかもさ、結構暇なんだけど…あれで大丈夫なのかなw〕

涼介「だったら知念の”小悪魔”っぷり発揮して集客しろよw」







.





そんなくだらない話を楽しんでたんだけど
やっぱりｹﾁｹﾁ知念は「電話代かかるからもう切るけどさ…」なんて素っ気なくて。
なんの電話だったのかよくわかんない






．



涼介「久しぶりに声きてけ良かったw」

知念〔…。〕









涼介「知念？」

知念〔涼介…いつ帰ってくる？〕








．



涼介「は？…とりあえず半年は…」

知念〔…1度帰っておいでよ。〕







．




知念がこんなこと言うなんて珍しくて…

「何かあったのか？」って聞いてもすぐには答えず…


．







知念〔涼介の力が…必要かもしんない〕

涼介「なんでだよ。知念も頑張ってんだろ？」







.


知念〔僕はね？僕はだいじょうぶ。〕

涼介「じゃぁ…」









…そこでﾋﾟﾝときた。






.




涼介「…何があった？」

知念〔…色々とあった〕







.

涼介「詳しく」

知念〔それは本人しか知らない〕







．


涼介「…すぐ近くに過保護な彼氏がいるだろw」

知念〔そう思うならそれでいいんじゃない？〕








．


涼介「…なんだよ、それ」

知念〔…詳しくは言えないけど。もしも涼介が助けたいと思うなら。教えておいたほうがいいと思って〕






．


涼介「助けたい…？」

知念〔ﾌｪｱじゃないもんねー。涼介だけｲﾀﾘｱで。〕







．


涼介「ｵﾚに出来ることがあんのかよw」

知念〔わからないけど…。今涼介の力が必要としてる人がいるよって言いたかっただけ。じゃぁね〕









…ﾌﾞﾂって。
今流行りの匂わせ⁈








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知念がわざわざそんな事を言うなんて相当なんだと思う。









〔誰かに なにか があった〕

それは

〔Aに よくない事が 起きた〕









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そして…


〔Aは ｵﾚの力を必要としている〕ってこと。






.






ｵﾚはいつものように写真を見つめながら「お前…困ってんの？」と話しかけた。









.



涼介「…増田先輩はどーしてるんだよ。
お前が頼る相手はｵﾚじゃねーだろ…」









1人写真に向かってﾌﾞﾂﾌﾞﾂ....









Aに語りかけるように独り言を話していたらしい。

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