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A「いっつもそう。
私が好きになると…離れてしまう。
その男の子も。
貴久も。
想いが通じると…お別れw」
涼介「…。」
A「きっと…そーゆー運命なのかもね」
涼介「なんだそれw」
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A「永遠に恋してるだけ。
…報われない。」
涼介「そんな事ねーよ。
運命なんか変えられる」
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…お前が苦しむ運命なら。
オレが変えてやるよ。
お前を必要とする人間がここにいるんだ。
涼介「…なぁ。明日から夜ご飯一緒に食べない?」
A「へ?」
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涼介「これから毎日迎えに行く。
それで毎日ご飯に付き合って。」
A「でも…」
涼介「オレにはお前の力が必要なんだよ、A。」
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そういうとオレはAの手を強く握った。
涼介「オレは…。オレの夢を叶えるためにお前が必要なんだよ。
無理しなくていい。出来る範囲でいいから協力してくれない?」
Aは。「私でいいの?」って言いながら
少し嬉しそう。
涼介「お前じゃなきゃだめなんだ。
…だからお願い。ご飯に付き合って下さいw」
A「ぷっ…w…あはは。いーよーw」
…これでいい。
今日の夜はきっと泣かない。
Aが笑ってる。
だからオレも笑う。
涼介「じゃぁさ。明日…大学終わったら連絡して」
A「はーい……っあ‼」
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涼介「なに?」
A「貴久の家にケ-タイ忘れた…」
涼介「マジ⁈」
A「あー…またやっちゃった。
ゴメン涼介。連絡…」
涼介「いーや。だいたいの時間で待ってるよ」
…アホなA。
先輩の家にケ-タイ忘れるなんて。
それでもこれで毎日Aに会う約束が出来た。
「お財布…明日から使うね、ありがと」って笑顔になったAに。
「あのさ…」って。
呼び止めようとすると。
A「…おやすみ。また明日。」
頬に柔らかいなにがが触れた。
車のドアを閉め…小走りで家に向かうA。
やっぱりその背中は振り向いてはくれなかったけど
頬に残るAの感触。
…お前。
オレをその気にさせるの、上手くなったな。
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Milk−T(プロフ) - オムライス不足さん» コメントありがとうございます。小悪魔の方も是非よろしくお願いします。 (2017年8月18日 17時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
オムライス不足 - 小悪魔ハニーと一緒に読んでます!もうスッゴいはまりました!!更新頑張って下さい!! (2017年8月17日 19時) (レス) id: 48e9a63abb (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - ちさとさん» コメントありがとうデス。そう言ってもらえて本当に嬉しいです♪甘くて切ない恋を上手く書いて行きたいと思ってますのでこれからもよろしくお願いしますね。 (2017年8月10日 12時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - aya04230829さん» コメントありがと♪アヤちゃんが楽しんでくれて嬉しい。なかなか進められないのよね、なにせ増田さん一筋のお姉さんなのですからwでも友達以上恋人未満の切ない2人。上手く表現したいと思ってます。 (2017年8月10日 11時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - 毎日楽しみに読んでます!( ^ω^ )毎日の楽しみです(笑)更新大変かと思いますが頑張ってください! (2017年8月9日 15時) (レス) id: f24cb1887d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Milk-T | 作成日時:2017年8月2日 15時