story27 ページ27
．
重なってた手がぎゅー…って握られて
Aは俯いて…困り顔。
涼介「なんだよ、自信ねーのか？」
A「…んー…」
．
涼介「さっきまで自信満々だったじゃんw」
A「そーだけど。そーだけどね？」
.
涼介「…ほれほれ。早く答えてみろよw」
A「答えは…」
.
涼介「答えは？」
．
A「…。」
涼介「…。」
．
A「…お財布？」
涼介「…。」
．
…。
A「いたっ…‼ぃ…ひゃぃ‼」
ｵﾚはAと繋いでた手を離し
ﾎｯﾍﾟをﾌﾞﾆｭ..っとつまんでやった
涼介「当ててんじゃねーよ、つまんねーな‼」
A「当たり⁈うそ、本当に⁇」
．
「わーいわーい♪」なんて喜んでるけど
一瞬でも期待したｵﾚの気持ち、わかってる⁈
…なんか途端にあげたくなくなった。
A「どんなの？何色？」
涼介「うっせぇ、黙れw」
.
A「ｶ-ﾄﾞがたくさん入る？」
涼介「後でやるから黙ってろ」
．
ｲﾗｲﾗ。
ｵﾚとｷｽ出来ないのがそんなに嬉しいか。
そう思うと…はしゃいでた自分がﾊﾞｶみたいに思えた
．
そんなｵﾚを見てAは「怒ってる？」って聞く
.
「別に。」
それ以外答えたくなくて。
そのまま話をせずに車を走らせた
…うつむくAと。
黙るｵﾚ
普通に考えたら…
昼間まで泣いてて。
こんな急展開で…
久々にあった「友達」に
ｷｽを迫られて…
Aが誰とでもｷｽするような女なら
ｵﾚはきっと好きにはならない。
そうじゃなくて…
一途に先輩を想ってるAだからこそ好きなのに
久々に会って、ﾃﾝｼｮﾝ上がっちゃってたから…
なんか温度差に凹んでしまった。
.
涼介「お前の家…右だっけ？」
A「うん。…そこのｺﾝﾋﾞﾆでいいよ。」
涼介「…家の前まで行く」
A「…うん。」
…結局。
家の近くの公園に車を停めて
ｵﾚたちは黙ったまま。
A「あの…」
涼介「なんだよ」
A「…ご馳走様でした。」
そういうとAは。
ﾊﾞｯｸﾞをぎゅっと抱きしめた。
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Milk−T(プロフ) - オムライス不足さん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます。小悪魔の方も是非よろしくお願いします。 (2017年8月18日 17時) (
レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
オムライス不足 - 小悪魔ハニーと一緒に読んでます!もうスッゴいはまりました!!更新頑張って下さい!! (2017年8月17日 19時) (レス) id: 48e9a63abb (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - ちさとさん» ｺﾒﾝﾄありがとうﾃﾞｽ。そう言ってもらえて本当に嬉しいです♪甘くて切ない恋を上手く書いて行きたいと思ってますのでこれからもよろしくお願いしますね。 (2017年8月10日 12時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - aya04230829さん» ｺﾒﾝﾄありがと♪ｱﾔちゃんが楽しんでくれて嬉しい。なかなか進められないのよね、なにせ増田さん一筋のお姉さんなのですからwでも友達以上恋人未満の切ない2人。上手く表現したいと思ってます。 (2017年8月10日 11時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - 毎日楽しみに読んでます！( ^ω^ )毎日の楽しみです（笑）更新大変かと思いますが頑張ってください！ (2017年8月9日 15時) (レス) id: f24cb1887d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Milk-T
| 作成日時：2017年8月2日 15時
