story15 ページ15
.
涼介「A…」
…大きな瞳。
髪型は変わっているけど
オレが見間違えるはずがない。
大きな瞳を一段と大きくして…
驚いた顔をした。
.
涼介「Aだろ…?」
A「……りょーすけ?」
涼介「そうだよ。オレだよ…。」
A「りょー…すけ……」
そう言った後しばらく固まっちゃって。
…マヌケな顔w
名前を呼ばれた嬉しさと。
相変わらず通常運転なAに
顔が緩んだんだけど…
少しずつ泣き顔に変わる。
.
…これがオレとAの2度目の出会い。
.
だけど…どうも感動の再会って感じじゃない
キョロキョロ..と周りを見渡しても
肝心な先輩の姿が見当たらない。
「あれ、先輩と一緒じゃないの⁇」って聞くと首を横に振る。
涼介「…仕事。とか?」
A「…違う。」
涼介「あ…。別行動かw」
A「違う…」
.
じゃーなんだよ。
その答えは意外だった。
A「…別れちゃった。」
……。
A「…振られちゃったの、私w」
…はっ⁈‼
…そんなまさか。
増田先輩がAを振るなんてあり得ない。
絶対にあり得ないと思ってた。
.
思考回路停止中…。
再起動中…。
再起動完了…。
.
涼介「振られちゃった⁇‼」
A「声が大きいよっ‼」
涼介「あ、悪りぃ悪りぃ…。」
.
とりあえずスタイリストを捕まえて聞いてみた。
涼介「…あと、どれくらいかかる?」
A「え?」
涼介「なぁ…。この子、後どのくらいかかんの?」
スタイリスト「あと5分少々でセット終わりますが…」
オレはそのまま店長のところへ向かい
「あいつの支払い、オレがする」って話した。
オネェ店長「えとぉ…ロング料金とカットとカラ-とブリ-チと…トリ-トメントと…あ。スパ-クリングシャンプ-と…」
じゃん♪
見せられた金額を見て思わず店長を睨む。
「いくら涼ちゃんでも安くはならないわよ?」って…
仕方なく「わかったよ…」とカ-ド払い。
これ…あの手越って奴が払うつもりだったのか。
そもそも手越って何者?
店長に聞くと「今シャンプ-してるわよん♪」て指をさした。
197人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Milk−T(プロフ) - オムライス不足さん» コメントありがとうございます。小悪魔の方も是非よろしくお願いします。 (2017年8月18日 17時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
オムライス不足 - 小悪魔ハニーと一緒に読んでます!もうスッゴいはまりました!!更新頑張って下さい!! (2017年8月17日 19時) (レス) id: 48e9a63abb (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - ちさとさん» コメントありがとうデス。そう言ってもらえて本当に嬉しいです♪甘くて切ない恋を上手く書いて行きたいと思ってますのでこれからもよろしくお願いしますね。 (2017年8月10日 12時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
Milk−T(プロフ) - aya04230829さん» コメントありがと♪アヤちゃんが楽しんでくれて嬉しい。なかなか進められないのよね、なにせ増田さん一筋のお姉さんなのですからwでも友達以上恋人未満の切ない2人。上手く表現したいと思ってます。 (2017年8月10日 11時) (レス) id: 724025c163 (このIDを非表示/違反報告)
ちさと(プロフ) - 毎日楽しみに読んでます!( ^ω^ )毎日の楽しみです(笑)更新大変かと思いますが頑張ってください! (2017年8月9日 15時) (レス) id: f24cb1887d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Milk-T | 作成日時:2017年8月2日 15時