愛してる。誰よりも君を【RYOSUKE.Y】

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ひとまずｼｮ-ﾝに連絡をし。
無事についたことを伝えた。






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ｼｮ-ﾝ:〔Buon arrivo sicuro! Mia mamma in Yamatonadeshiko per favore.〕

《無事に到着良かった‼僕のいとしの大和撫子によろしくね》









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あれ以来ｼｮ-ﾝはすっかりAの虜。







「大和撫子とはどんな仲なの？」
「もうｷｽは済んでるの？」
「彼女はﾍﾞｯﾄﾞではどんな感じ？」
「大和撫子は着物で乱れるの？」





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…恥ずかしくて聞いていられない。





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そんなこと言われたって。
ｵﾚはAと…その…///









1度しか肌を重ねたコトないし…///




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Aがまだ高校生で…
増田先輩に彼女がいた時…相談に乗ってやってて。





あ、でもそれだってあいつが「浮気する」っていうから調子こいて襲って…









ほぼほぼ「処 女」にビビって
甘く抱く、どころじゃなかった。








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Aは時々暴走する。


とにかくｵﾚはAに振り回されっぱなしだったから

ｶｯｺｲｲところなんか見せたことない。









あいつにとって

「ｶｯｺｲｲ=増田先輩」だからなぁー…









正直に言うとｵﾚのが絶対ｲｹﾒﾝ。
これは間違い無いと思う。









今まで遊んできた女の子にも言われた。









「顔は山田涼介に勝てる人いない」。









…ｲｹﾒﾝにも色々あってさー。

ここまでかっこいいと
「近寄りがたい」とか「彼女いるんでしょ」とか言われるんだよねー。









…まぁ確かに？









「おﾌﾞｽ女」には興味ないし。

「性格ﾌﾞｽ」なんてもってのほか。









それこそ外見好みじゃねーと
その人のこと好きになろうなんて思わないっしょw









たまたまそう言う女に出会わなかっただけ。
でもって…









たまたま好きになった女に
「憧れの人」がいただけ。









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そう…Aは増田先輩一筋なんだ。









そのAに何があったんだろ…









浮かれ気分でここまでやっては来たけれど
Aは今…泣いているんだった。









どうやって会えばいい？
そこんとこをよく考えてなかった。









…約束の時間にはまだ早いけれど。
行くところもねーし。

早めにｻﾛﾝに行ってｺ-ﾋ-でも飲みながら考えよ。









ｵﾚはﾀｸｼ-をつかまえｻﾛﾝへ向かった。



ｲｹﾒﾝになったｵﾚの姿で
Aに会って…




惚れ直して欲しかったから。

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