取り合い（中堂系、木林南雲） ページ32
Aside
A「はぁ、どうしよ」
夕子｢どうしたの？｣
お昼休み中に何度も何度も、LINEの通知がなる
マナーモードにしても、
うるさく鳴り続けるバイブレーション
昼食を一緒に食べているミコトさん、夕子さん、久部ちゃんも気にしてたみたいだ
A「実は…。」
実は、中堂さんから誘われているお食事と木林さんから誘われているお食事の日程が被ってるのだ
先に誘われた方を優先すればいいじゃないかって話かもしれない。私も最初はそうしようと思ったけど、先に誘ったのは木林さん
中堂さんになんて断ればいいのか分からずじまいで頭を抱えていた。
六郎「あーー、ていうかめちゃめちゃモテるね」
A｢いやいや！そういうんじゃないよ、ただお友達としてね？｣
ミコト「相手はお友達としてとは思ってないかもよー？」
夕子｢お、珍しい、ミコトがこういう話に口出すの｣
ミコト「んー、最近気になってたからね、中堂さんなんか様子がおかしくて、」
夕子「なになに？」
ミコト｢もうずっとボーってしてるわけ、何見てるのかなーって思ったら視線の先にはA｣
夕子｢だって、A(笑)｣
3人とも私を見て笑う
笑い事じゃないよーとわちゃわちゃしてると
『美味しそうなお弁当ですねー』
と声が聞こえた
まさかと思い声の方へと振り返ってみると
南雲｢もー、Aさんからなかなか返信かえってこないので来ちゃいました｣
A｢え、ここ入れたんですか？｣
南雲｢葬儀屋の名前を使えば入れましたよ？｣
常連恐るべし
南雲｢もしかして、その日予定が入ってましたか？｣
A｢いえ、そういう訳ではなくて今お返事しようと思ってたんですけど＿＿＿｣
系｢おい、｣
突然私の肩を掴んで声をかけてくる中堂さん
焦ってるようにも感じるし怒ってるようにも感じる顔
A｢えっと、あの、｣
系｢はやく返事を返せ、お前は既読は付けるのに返信はしないのか｣
A｢あの、その日予定が入ってて…｣
東海林さんが小声でよく言った！と煽る
中堂さんは目を丸くしながら
私を見て、木林さんを見てから、また私を見た
南雲｢もしかして…？｣
A｢はい、実は木林さんと中堂さん同じ日に誘われてて、木林さんの方が先に誘われたので木林さんに決めたんですが…｣
系｢クソっ！｣
A｢すみません！｣
.
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ayanami1029(プロフ) - すいません！短編集のパスワードを教えて頂きたいです！ (2023年3月9日 23時) (
レス) id: 14d84a0b70 (このIDを非表示/違反報告)
ひより(プロフ) - あ…。ごめんなさい！今のリクエストは無しにしてください！ (2019年12月20日 23時) (携帯から) (レス) id: d5a1fd8818 (このIDを非表示/違反報告)
ひより(プロフ) - はじめまして！リクエストよろしいでしょうか？！毛利さんが怪我をしちゃって、夢主ちゃんが泣いちゃう話がみたいです！ (2019年12月20日 23時) (携帯から) (レス) id: d5a1fd8818 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 初めまして！いつも素敵なお話読ませて頂いてます！もしリクエスト可能でしたらお願いします！中堂さんを看病するお話をお願いします！ (2019年3月17日 14時) (レス) id: 3434426e3c (このIDを非表示/違反報告)
咲猫 - お話を作って下さりありがとうございます!!!とっても嬉しいです！楽しく読ませていただきました。私も【アンナチュラル】続編楽しみです！更新頑張ってください!!! (2018年10月23日 21時) (レス) id: dff663d9bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びび | 作成日時：2018年3月17日 0時
