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二十話 宇髄side ページ23

やべぇ、殺される…と思ったが、時透は甘露寺を一瞥するとAに見えない角度でやれやれ…とでも言いたげな顔をした後Aに視線を戻した。



伊黒もいるので、恋バナ好きでデートが気になった甘露寺に引っ張られてきた、と思ったのだろう。

十中八九合ってる。





まあ時透のことは置いといて、本題(甘露寺にとって)に戻ろう。







Aは、今この瞬間が楽しくて堪らない、とでも言いたげな表情をしていた。

ずっと使っていなかったであろう表情筋があまり動いていないが、全身から花が飛んでいる。




時透も、きっと柱稽古を経験したものなら目を疑うくらい優しい目をしている。



会話はあまり無いが気まずい訳では全く無いな。

あまりペラペラと話す方では無い時透と、まだ少し呂律が回っていないAの二人だから、というのもあるだろうが、二人で無言の時間を共有するのがとても楽しいのは、俺も非常によくわかる。

気まずいとかいうやついるけど意味わかんないよな。





ほぼ無言でニコニコしているその二人を見る甘露寺と伊黒の目も、とても優しい。

あの伊黒も、今口元を出したら多分2mmくらい口角が上がっているだろう。



かくいう俺も、とても和やかな気分だ。




あー、嫁に会いてぇ




















このままずっとここにいられたらよかったのにと、もう何度考えても変わらないの考えてしまうくらいには、俺はあいつらのことが好きだったらしい







経緯を知った無一郎くんは、蜜璃ちゃんにぺちっとデコピンをして手打ちにしました

二十一話 (名前)side→←十九話 宇髄side


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設定タグ:時透無一郎 , 鬼滅の刃 ,   
作品ジャンル:恋愛
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みぃちゃん - 初めて見ました。頑張ってください!! (2022年1月22日 10時) (レス) @page22 id: 07d077227f (このIDを非表示/違反報告)
天羽ステラ(プロフ) - コメントありがとうございます!これからも頑張ります! (2021年10月13日 19時) (レス) id: f35bb53857 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして!とっても素敵ですね!高評価しました! (2021年10月6日 19時) (レス) @page1 id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天羽ステラ | 作成日時:2021年10月3日 18時

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