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十九話 宇髄side ページ22

俺は引退しても派手な祭りの神、宇髄天元!



嫁の髪飾りでも買おうかと街を練り歩いていたら甘露寺が怪しげに忍び足で歩くのを目撃した!!



めっちゃコソコソしてて全然隠れられていない甘露寺を爆笑しながら見るのに夢中になっていた俺は


背後から近づいて来る甘露寺セコム、伊黒に気づかなかった


オレはその男に路地裏に引きずり込まれ、その視線の先を辿ってみたら・・





時透とAの逢引を目撃してしまった!


この巻き込まれた状態をヤツらに見られたら、絶対軽蔑され、時透に至っては邪魔されたと怒り何をするかわからない。


しょうがなく正体を隠すことにしたオレはあいつらが振り向くときに


とっさに忍びの全極意を使い気配を消して顔を隠し。


あいつらの今の状況をつかむために、


こんな状態でも監視を続けている甘露寺と伊黒に渋々聞くことにした。





_






「で、なんで…


「とりあえずこれを飲め


そして、香辛料のような刺激物を口に入れられた。


「辛… なんだコレ

「それを使うとね、のどがぶくぅってなってAちゃんが…


「いや、甘露寺は話さなくて大丈夫だ。




なんでも、Aは自分の呼吸と相手の呼吸を共鳴させて誰か判別しているらしい。
だから、呼吸の音を変えたら誰だかバレないとか。

前時透をからかってAとかくれんぼ(笑)をしたときすぐ見つけられたのはそのせいだったのか。やばいなA。





気を取り直して、尾行を続ける。



あいつらは甘味処に入ったので、俺らも適当に注文して座る。



「で、なんで尾行なんてしてるんだ?


「…Aちゃんって、今まで必要最低限しか関わってこなかったでしょ?


  ほとんど不眠不休で鬼を刈っていたし。

  だから、Aちゃんの笑顔を見ておきたかったの。



なるほどな。


でも、時透対策を忘れているんだな、こいつら。


もうガン見されてる

二十話 宇髄side→←十八話 (名前)side


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設定タグ:時透無一郎 , 鬼滅の刃 ,   
作品ジャンル:恋愛
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みぃちゃん - 初めて見ました。頑張ってください!! (2022年1月22日 10時) (レス) @page22 id: 07d077227f (このIDを非表示/違反報告)
天羽ステラ(プロフ) - コメントありがとうございます!これからも頑張ります! (2021年10月13日 19時) (レス) id: f35bb53857 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして!とっても素敵ですね!高評価しました! (2021年10月6日 19時) (レス) @page1 id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天羽ステラ | 作成日時:2021年10月3日 18時

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