6章 2人の内通者:16 ページ36
あとはギルダとドンが真実を知って皆で結束してハッピーエンドって感じになればいいんだけど…
私はそう考えながら自分のベッドのある部屋へ戻った…
Side Me 〜END〜
ところ変わって、Aとレイが出てった後、残ったノーマンはあったこと、ついてまとめていた…
Side Norman
…本当にレイが内通者だった…！！
それに…それに、Aも…！！
まさか、集めた二人とも内通者だったなんて！！
でも、敵じゃなかった
いや、それ以上だ…
発信器は確実に壊せる、情報操作も2人がいることで拡大に自由自在にできる…
拘束にも有利なだけじゃない、脱獄とその後に役立つためにあつめた情報…
農園側の内情に外の世界のこと…
すごい…なんて戦力だ！！
これでまともに勝負できる
でも
『今の言葉が嘘だったら…』
『これ以上…嘘はつかないよね？』
レイはエマを騙せと言って、エマは置いていけないと言った…
Aの条件を達成するにも、エマとついた嘘…どう真実を伝えればいいか…
僕はさっき2人が言ったことをまた振り返る…
A「…ギルダとドンにコニーのことだけでもいいから真実を伝えること」
レイ「エマを騙せ」
2人の条件は単純だけど難しい…
ノーマン「2人とも、助けてくれるって言ったくせに」
レイ「これが"俺たち"の"助ける"だよ」
A「できなかった時私は協力せずにここで死ぬよ…」
レイ「…こいつにのるわけじゃねぇけどできなけりゃエマもろとも農園で死ね」
2人とも賢くて、正論を言う…
エマを騙すことは簡単で、レイを騙すことは難しい…
それに、Aの最後の雰囲気的に、レイの条件に対しても、"嘘をつかないでね"といっているような顔をしてた…
Aを騙すことも、また、難しい…
けど、ああなりたいんだ…
救えるものなら救いたい！！
そうしてその日は夜を迎えた…
･
･
･
エマを騙すなんて嫌だ！エマの望みを叶えたい
それに、僕だって"全員"を諦めたくない！！
エマを騙すフリをしてレイとAを騙そう…
大丈夫、上手いこと2人を引き入れて…僕ならできる…僕なら──
しかし、そこにはあたり一面に兄弟の亡骸で埋まった世界が広がっていた…
レイ「あぁ……だから言ったのに」
そう言ってレイが倒れる…
ノーマン「レイ！！」
A「約束…守ってくれなかったんだね…」
そう言ってAまで倒れる…
エマまで…
ノーマン「イヤだ！起きて…3人共…みんな！」
そうして僕の後ろにも迫り来る鬼──
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 235人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「約束のネバーランド」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ウォル - 続編おめでとうございます！！ これからも続き楽しみにしてます(^^)v (2019年2月15日 21時) (
レス) id: cb201d08af (このIDを非表示/違反報告)
ヨミ紅蓮(プロフ) - 続編おめでとうございます！( 'ω' )これからも読んでいきます！更新頑張ってください(´∀｀) (2019年2月15日 21時) (レス) id: ee2faa79c0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レノエ | 作成日時：2019年2月15日 21時
