6章 2人の内通者:10 ページ30
ノーマン「そう…Aの言う通り、これは僕が仕掛けた罠。実際は、ドンに食堂、ギルダに図書室と伝えてある…さっき全て回収したよ。4箇所隠して無くなったのは僕のベッドの裏のみ…」
A「ドンは濡れ衣をレイにきせられたわけ…って言いたいんでしょ？」
ノーマン「ああ…それに、Aはここに呼ばれるまで僕には近寄らなかったし部屋に入るなんて論外…そこから考えれるに、内通者は君だ──レイ」
ﾎﾞｽｯ
そうノーマンが言うとレイはベッドに倒れた…
レイ「くっ……はははははッ！！！あーあ、上手くやってたと思ってたのに
A/ノーマン「……」
レイ「お人好しのお前らならもうちょい騙せると思ってたけど、存外早く気づいたな」
…私いつ内通者って言えばいいの？
そんな能天気なこと考えてるとレイは言い放った…
レイ「そうだよ、俺がママの内通者だ…いつから疑ってた？」
ノーマン「シスターがハウスに来た夜」
レイ「あの晩すぐか…Aは？」
A「別に…子供たちの中に内通者がいるとか聞いてノーマンの話聞いてたらこんなのわかるでしょ」
私は取り敢えず流しとく…
最初からママに聞いてました！！！なんて言えないよ…
ノーマン「我ながら嫌気がさすよ。真っ先にレイとAの2人を疑った。友達なのに…でも、2人のどちらかが内通者なら1番困るし、逆に敵から見れば2人が1番適任…」
へぇ…やっぱり私も怪しまれてたんだ…でもバレてないのは内通者が1人と思われるからか…
ノーマン「2人なら作戦にまで口を出せる、自体制御の面から見ても完璧だ。これ以上ない適任者だろ？2人は」
レイ「だから疑った」
ノーマン「そうでなければいいのにって、最悪の想定だったけどね…そうしたらレイだったってわけさ…ついでに言えばレイ、君、今回限りの即席内通者じゃないだろ」
うん、当たりだよノーマン…さすがだね
ノーマンとエマが出荷を見た事はレイもママに報告したことをレイがママにあげたメモとともにしっかりママから見せてもらってるよ…
ノーマン「突然の密告や、即席のスパイをママがここまてま信用するわけがない」
少なくとも、レイはあの日既に敵だったしね…
ママもあの日には内通者であるレイも…まあついでに私も潜らせて特定を済ませてたし…
ノーマン「実際、レイはいつからママのスパイだったの？」
レイ「ずっと前から」
そう、私もレイも…6年間ずっと…内通者だ
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ウォル - 続編おめでとうございます！！ これからも続き楽しみにしてます(^^)v (2019年2月15日 21時) (
レス) id: cb201d08af (このIDを非表示/違反報告)
ヨミ紅蓮(プロフ) - 続編おめでとうございます！( 'ω' )これからも読んでいきます！更新頑張ってください(´∀｀) (2019年2月15日 21時) (レス) id: ee2faa79c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レノエ | 作成日時：2019年2月15日 21時
