6章 2人の内通者:9 ページ29
その日の夜、レイに呼ばれた…
なんだろ、話って…
私はそうしてレイに呼ばれた部屋へ行く…いや、ここは…
･
･
･
ノーマンのベッドがある部屋…
レイが呼んだのにノーマンのいるはずの部屋？なんで？
ノーマンと会話させる気？…いや、それもあるけど最もは…
『内通者について』
かな…
多分、というより、9割の確率でノーマンは内通者がレイと私であることの話を持ちかけるつもりだ…でも、私はノーマンの罠には引っかかってない…
確証を得るため？
それともレイをだしに、私を引き戻す策でも練ったのか？
いいや、どちらでもいい…取り敢えず入って真相を確かめよう…その場で全て考える…
コンコン
レイ「入れよ」
レイの声…だけど中にいる相手の気配は2人…
ｶﾞﾁｬ…
やっぱり…そこにいたのは、レイとノーマン…
A「なに？レイが呼ぶから来たけどやっぱりノーマンもいるんだね」
レイ「まあ、俺もノーマンに呼ばれたんだよ…取り敢えず聞こうぜ」
A「……指図目、内通者のことでしょう？」
レイ「ああ、それで…どうよ」
ノーマン「……ない…」
レイ「マジか…トイレの方も調べようぜ」
私は何も言わない
ノーマン「そっちはさっき調べた…トイレの天井裏にはちゃんと残っていたよ」
ダミーのロープ…ね
私はノーマンの罠については調査済みなので、ひっかかりに行ってない…
ということはこの場合、内通者であることがバレたのはレイのみだ…
レイ「じゃあ、決まりだな」
ドンとギルダ、それぞれに嘘のロープの在り処を教える。
ドンには『ノーマンのベッドの裏』
ギルダには『2階のトイレの天井裏』
そして今、ノーマンのベッドのウラのロープがのみが無くなった…
しかし、これは…
ノーマン「情報源…内通者は君だったんだねレイ」
ノーマンはレイにそう告げる…
ノーマン「2人をここに呼んだのは内通者かどうか確かめるため」
レイ「なにいってるんだ？どうしたノーマン」
A「……」
ノーマン「……もうわかっているでしょう？罠を仕掛けた相手は4人」
ドンとギルダのロープの隠し場所は事前にノーマンが2人に教えてる…
そして、私にも実は事前にこういった罠をしかけると報告してきていた…
でも、レイと私に伝えたギルダとドンのロープの在り処は嘘
A「…これらは全部ノーマンの仕掛けた嘘の在り処…そして罠」
私は淡々と語る…ああ、話しづらい…
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ウォル - 続編おめでとうございます！！ これからも続き楽しみにしてます(^^)v (2019年2月15日 21時) (
レス) id: cb201d08af (このIDを非表示/違反報告)
ヨミ紅蓮(プロフ) - 続編おめでとうございます！( 'ω' )これからも読んでいきます！更新頑張ってください(´∀｀) (2019年2月15日 21時) (レス) id: ee2faa79c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レノエ | 作成日時：2019年2月15日 21時
