6章 2人の内通者:7 ページ27
…その後、ギルダとドンを引き入れることには成功した…
今はノーマンとレイと私で3人で廊下を歩いてる…
けど、私は完全に納得して無いし、レイも多少不満がある様だ…
ノーマン「ひとまず信じてもらえてよかった」
レイ「いや、あれはマズイだろ…何がわからない、助けに行こうだ…あそこは死んだって言っとけよ…！」
…レイはまだわかってる…
そう、嘘はつくにしても境界がある…
1番重要なとこわからないで済ませて信じてなんて言っちゃいけない…
絶対だめだよ…
ノーマン「いや、円滑に引き入れるにはあれがベストだった」
ノーマンは淡々とした冷たい顔でいる…
レイ「そりゃ、ただ鬼の世界に飛び出そうってのも、うん行こう、とはならないけれども…！……お前もなんか言えよ！A！！」
A「…言っていいの？いや、この際いいや。釘さしとくだけ、なんていい。全部言ってやるよ」
レイはまずった顔してる…でも知らない…
私は思い切り溜まりに溜まったものをぶちまけた
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A「最初に言ったけど、エマもノーマンも守られる側のことなんてちっとも考えてない。鬼について伏せて嘘をついて引き入れることろまでは目をつむれた…でも…でも、1番大切なところ嘘つくなんて………最低だよ」
本当に今の私、史上最高に冷たいんだろうね…今の私
…私も大概、最低だよね…仕方ないことは仕方ない…けど、本当に1番大切なところで嘘つくのは不味いよ…
ノーマン「…なんとでも言ってよ…」
レイ「おい…言えって言った俺が言うのもなんだけどそろそろやめとけA…」
そろそろヤバいと思ったんだろうレイが止めに入る…
いいや…
A「それに、後で絶対面倒になる！言うのもやめない！こんなことならエマにもノーマンにも協力しない！！！」
レイ「…は？」
ノーマン「へぇー…じゃあ、協力、してくれないの？邪魔でもする？」
A「しないよ。…"私以外"の全員で逃げれば？邪魔はしない。でも協力もしない」
…ノーマンも私も頭にきてる状態のようだ…
ノーマン「じゃあ、君はどうするの？」
A「ここで死ぬ──」
レイ「おい！A…」
レイがなんか言ってるけど知らない…そんなんだったら…ギルダとドンに真実を伝えないのなら私はここで死ぬ…
Side Me 〜END〜
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…Aはノーマンにここで死ぬと言い張った後、すぐにターンしてクリーム色の髪を靡かせ歩いていった…
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ウォル - 続編おめでとうございます！！ これからも続き楽しみにしてます(^^)v (2019年2月15日 21時) (
レス) id: cb201d08af (このIDを非表示/違反報告)
ヨミ紅蓮(プロフ) - 続編おめでとうございます！( 'ω' )これからも読んでいきます！更新頑張ってください(´∀｀) (2019年2月15日 21時) (レス) id: ee2faa79c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レノエ | 作成日時：2019年2月15日 21時
