6章 2人の内通者:6 ページ26
ギルダ「ドン、ハウスのことママのこと大好きなエマがそんな嘘つく理由ない」
……ギルダ…信じてくれるんだね…
ギルダ「それにね…変だと思ってた…あの日…エマとノーマンが門へ行って」
ドン「えっ」
ギルダ「いつもの2人ならたとえ規則を破ってもすぐに正直に謝って、元通り──なのに」
エマ(あ…)
ギルダ「謝るどころか、2人には口止めされるし、ママは本当、"罰ゲーム"みたいなお手伝いさせてくるし…」
…1人で不安にさせてごめん。ギルダ…
ギルダ「エマすぐどこか行っちゃうし、なんかすごく真剣だし、どんどん聞けなくなっちゃって…Aにも何か知らないか聞こうとしてもいつもと違う顔してるし…今だって何も言わないもん……うっ……」
うわああああん！！！
そうしてギルダは泣き出す…
……そっか、私も相談出来ないような顔してたのか…ごめんね…本当にごめん…
A「ごめんね！ギルダごめんね…」
エマ「ごめんね…ごめんギルダ…」
私とエマはギルダを抱きしめる…
本当にごめんね…
するとギルダは
ギルダ「見たの？エマは、コニーも売られて行ったの？悪い人に…」
！！！……それは…聞いちゃ…不味い…
ここには私と同じくらいコニーと仲の良かったドンがいる…
エマかノーマンの受け答えによっては…
そう考え込んでるとノーマンが言葉を発する…
ノーマン「ああ、でも間に合わなかった」
ドン「えっ…待って…コニーまさか…」
やめてよ…？
ドン「無事だよな？大事ないんだよな！？」
お願い…ノーマン待って！！！
･
･
･
ノーマン「わからない」
ああ…
レイも本気か？って顔してる…
ドン「そんな……何だよそんな……！！」
残酷すぎる…
エマ「ここから逃げてコニー達、助けに行こう。全員で一緒にここから逃げよう」
ノーマン「証拠になるかわからないけれど、ここ数日でレイとエマとAに調べてもらった兄弟のスコア」
そういってノーマンはスコアの書かれた紙を2人に見せる…
ノーマン「出て行った子達の分は又聞きだし全員分ではないけれど、6歳以降、スコアの低い順に里子に出されている──変だろ」
ドン「確かに、コニーこのスコア…ハオもセディも…」
エマ「お願い…信じて…助けて…一緒に逃げて！！」
これは…ダメだよ…
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ウォル - 続編おめでとうございます！！ これからも続き楽しみにしてます(^^)v (2019年2月15日 21時) (
レス) id: cb201d08af (このIDを非表示/違反報告)
ヨミ紅蓮(プロフ) - 続編おめでとうございます！( 'ω' )これからも読んでいきます！更新頑張ってください(´∀｀) (2019年2月15日 21時) (レス) id: ee2faa79c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レノエ | 作成日時：2019年2月15日 21時
