隣の席は赤髪くん 2 (ページ16)

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北人side
あれから2日も経ち、Aが刺されて意識を無くしてから3日がたつ。今日で俺たちの運命が決まる。
Aのいない学校生活はほんとにつまんなくて、寂しかった。みぃは話しかけてくるけど距離をおいてしまう、、、、みぃを信じてたけど大切なAを酷く傷付けた...許さない

今日もお見舞い。起きてるといいな

コンコン、ガラガラ

北人「失礼します、A起きてるっ？」

「...」

そうだよね、、まだ起きてないか...

北人「明日、体育祭だよ...?A、一緒に頑張ろうよ ···」

もちろん返事はない

北人「ねぇっ...A···起きてよ...泣こんな形でさよならなんてできないっ...泣」

A「ﾋﾟｸｯ」

一瞬だけどAの指が確実に動いたのが分かった

北人「A...?起きてるの？ねぇA!」

「...ん...え...？ほくちゃ...」

北人「そうだよ、北ちゃんだよ...泣看護師さん呼ぶね」

「う、、、ん」

ガラガラ
看護師「Aさーん、起きましたね？自分の名前言えますか?」

「AA...です...」

看護師「良かった!無事で...。吉野さんずっとあなたの隣にいたんですよ」

「そ.....なの...?ほく...ちゃ、、」

北人「うんっ...Aごめんな...？ほんとにごめん!Aを守れなかった...泣」

「ほくちゃ...泣かないで...?私が、、悪いんや...」

北人「Aは悪くないっ...!」

俺は自分への情けなさと怒りをAにぶつけてしまった

北人「あっ、、ごめん。A....俺、Aのこと大好きだよ。こんな俺だけどもう一度やり直してくれないかな...?」

「いい...の?私...で、、光夜...ちゃんは...」

北人「みぃのこと好きじゃない。Aしかダメなんだよ...」

「よろしくお願いしますっ...!」

そう言われた瞬間、俺はAに抱きついた。
我慢できなくなって...

「ふふっ悲しかったんだからね...?」

北人「へへっ今は誰よりも幸せ!」

あかり「A!起きてるか！？って起きてないよね...」

「あかり...っ！起きてる...よ、」

あかり「え...？A!!」

壱馬「ふはっ、Aおはよ」

「壱馬...おはよ」

慎「A起きてるっ！」

樹「ほんとだ！」

「ふふっみんなありがとう...泣」

壱馬「明日一緒に体育祭出られるな」

あかり「ほんまや！良かったぁ」

「私、ずっと眠ってたから元気なんやで～」