隣の席は赤髪くん 2 (ページ14)

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北人side

俺はこんなスピードで走ったことの無いくらいの速さで公園に向かった。

北人「Aっ!!!!」

もちろんAは返事をしない。人混みの中気にせず俺は進んだ。

すると、腹部が血だらけのA。それを見て泣いているみんな。

壱馬「ホク.....」

北人「嘘...でしょ...?A!ねぇってば！」

救命士「すみません。ちょっと...」

あかり「あぁごめんなさい」

光夜「ほっくん...」

北人「は、、？なんでみぃがいんの?Aと帰ってたよ...ね?」

樹「Aのお腹にっ...刺さってるナイフ...立田川、、って書いてあった...」

北人「は、?お前何してんだよ！もう一生、Aに近づかないで...」

光夜「ほっくんだって、この人に傷つけられたじゃない。なんで庇うの?」

壱馬「お前だろ?あの写真Aにやらせたの。相手の男に聞いたら教えてくれたぞ」

光夜「はぁ？さいってー」

タッタッタッ

みぃがやったのか...それも知らずに俺は...Aを傷つけるようなことばっかり、、

救命士「今とても危険な状態です。お母さんと、、1人だけなら乗れますけど...」

母「はいっ...泣」

壱馬「北人...」
樹「北人」
慎「北人！」
あかり「あんたが乗りな」

北人「みんな...ありがとう、、」

あかり「私たちも追っかけて行くから」

北人「うん...」

救命士「では行きましょう」

ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰ

北人「ほんとにすみませんでしたっ...泣」

母「いいのよ...Aから話は聞いてたわ。私がいけないって言ってた、北人くんも悪くないわ。それにA意識が無くなる前、、北ちゃん...ずっと好きだよって言って意識が途切れたの」

北人「っ...うぅ...ｸﾞｽ泣A...」

母「Aが目覚めた時、北人くんには笑ってて欲しい、あの子ったらずっと北人くんの話してるのよ？笑」

A)北ちゃんは笑顔が可愛いの!でも横顔はなんかかっこよくてね～、声を聞くと落ち着くんだ!!

母「...って毎日毎日言ってるわ...笑」

北人「...っ...俺もA、、大好きだよ...Aごめんな...?早く起きて...」

救命士「着きました。」

北人・母「はい」

なんにも役には経ってないけど、Aの無事を祈ることしかできない。

A、待ってるから。早くこっちにおいで。