～君に笑ってほしくて～ (ページ35)

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あなたside

ご飯が終わったあと、皆さんと色々話してて

10歳も離れているが、タメ語でいこうとなった

みんな、ほんとに優しい

わたしの過去とか聞いたら、離れていってしまうのかな……

わたしが今学校に行けていない理由とか

わたしが難しい顔していると

阿｢どうしたの？｣

亮ちゃんが私の顔をみて、不思議な顔をしていた

『ううん、なんでもないよ』

亮ちゃんはほんとに優しい

こんな私にも、目線を合わせて話してくれる

なんか、お兄ちゃんって感じかな

ギューしてもらいたくなってきた

モジモジしていると

阿｢なに？ギューしてほしいの？｣

ほら、お見通し

阿｢ほらおいで？｣

わたしは亮ちゃんに抱きつく

やっぱり、落ち着く

阿｢Aちゃんは、抱きつくのが好きだね｣

ニッコリ笑いながら言っていた

佐｢あー！！！Aちゃんが阿部ちゃんに抱きついてる！！｣

渡｢なんだと！！！｣

深｢阿部ちゃんかわれ！！｣

『…ダメだよ、亮ちゃんはあげないもん…』

佐・渡・深｢かわいいいいいい～｣

亮ちゃんの顔をみると、嬉しそうだった

こんな日々がずっと続けばいいのにとこの時は思っていた
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