〜君に笑ってほしくて〜

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阿部side






Aちゃんは、あるぬいぐるみを抱いていた







阿｢その子かわいいね、名前あるの？｣






俺がそういうとギューッとぬいぐるみを抱きしめた







『……この子はテディ』






阿｢テディっていうんだね、かわいいね｣






『！！
変な子だとは思わないんですか？』






阿｢なんで？人が可愛がってるものを変だなんてそんなこと言わないよ｣






Aちゃんは、いきなり俺にテディを差し出してきた






『触ってあげてください
わたしの友達です』






阿｢いいの？ありがとう｣






『……/////』






ほんとに可愛いな……






あ、テディの耳ほつれてる






あとで直してあげないとね






『あ、あの……』







阿｢なに？｣







『……』







阿｢どうしたの？｣







Aちゃんはなぜかモジモジしている







『………ん…よ……すか？』






阿｢え？｣






『……亮ちゃんって呼んでいいですか……』

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