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episode#3 ページ47

テーブルの上にはとても子供には見せられない物の数々。

その目の前にはその内の一つを手にし俯く最愛の彼の姿…

なるほど地獄絵図じゃねーの。



「ひ、一二三くーん…これ返してほしいなぁ…」

「…」



そう言っても聞いてくれるはずもなく仕方なく無理矢理引っ張ることにしたのだが、びくともしない!!

力強いね一二三くん!…っじゃなくて何で頑なに返してくれないの!?



「これ、Aちゃんの…?」

「いやっ!!いやいやいやっ!!そんなわけないじゃん友達のだよ!!」

「…嘘でしょ?」

「グフゥッ…」



一二三くんがいつになく怖い…!!

何時も優しくてまさに私が求めるお嫁さんのような一二三くんが!!

こんなこと初めてだよ耐えられない!!

すると何を思ったのか一二三くんは持っているえろ本を開き始めた。



「…金髪美少年を(ピー)して(ピー)してみた」

「ひぃっ!!」

「イケメンホストと(ピー)するオールナイト」

「や、やめっ…」

「チャラ男に(ピー)…」

「大変申し訳ございませんでしたっ!!!!」



一二三くんは次々とヤバいワードが飛び交う本の題名を言っていく。

ピー音先輩お疲れ様です…

それにしても一二三くん何で君は自分に関係する題名ばかりを言うのかなぁ!?もっとあったでしょ!!眼鏡男子とか合法ショタとかっ!!!(ダイナミック墓穴)



「Aちゃん、こーゆーのが好きなの?」

「…はぃ」



そう聞かれて素直にその事実を肯定する。

そうだよ、これが私の性癖だ…

こんな私だが昔、男の人と付き合っていた時代がある。

その人とはその…そういう行為までやったことがあるのだが、私はその時あまり可愛い反応ができなかった。

気持ちいいとか痛いとか、全然わかんなくって…

…というより、楽しくなかったので早く終わらないかなぁと思っていたので恐らく殆ど無表情だったのだろう。

その事が理由でその彼氏とは別れてしまった。

そんなとき、ネットで偶々目にした小説の内容が女性攻めの表現がある作品であった。

世の中にはこんなものもあるのだと言う衝撃と、表情の変わらない可愛いげのない私が受け身に回るより男の人が気持ち良さそうにしている顔を見ている方がずっと可愛いし楽しいと思った。

その日から私の性癖は歪みに歪んで、作品数は少ないがありとあらゆる女性攻めの作品をかき集めていたと言うわけだ。









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あかねっこ(プロフ) - たかのりさん» 私の代わりに教えて下さりありがとうございます!! (2018年11月3日 16時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
あかねっこ(プロフ) - カリーチェさん» リクエストありがとうございます!!攻め主でいいんですよね?ご期待に添えられるか分かりませんが書かせていただきます!! (2018年11月3日 16時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
カリーチェ - 男主くん攻めをお願いします! (2018年11月1日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
カリーチェ - すいません!間違えました! (2018年11月1日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
たかのり(プロフ) - カリーチェさん» 男主攻め固定ですよ……? (2018年11月1日 15時) (レス) id: e7418c529b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかねっこ | 作成日時:2018年10月14日 9時

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