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episode#2 ページ41

今日は、久しぶりに休日が合いAの部屋で所謂おうちデート(お泊まり)とやらをしている。

Aの部屋は以外とシンプルで、何かを集めるような趣味もないからと、必要最低限の物しか置いていないようであった。

当たり前だが、Aの匂いが充満していて、気を抜けばそこらへんのクッションの匂いでも嗅いでしまいそうだ…気を付けないと。

因みにAは今、晩御飯の材料を買いに行っていて俺一人である。

一緒に行こうとしたのだが、独歩さんはゆっくりしててと言われてしまった。

何時も忙しい俺のことを気にかけてだろうか?やっぱり好きだ…



「でも暇だな…」



やっぱりその辺のクッションの匂いでも嗅いでいようか。

バレなければ一回くらい…いや、やめておこう。

そこでふと、思い出す。



「今日、やる…のか…?」



恋人とお泊まりでやることといったら、一緒に映画見たり飯食ったり…

後はその…セッ(自主規制)くらいだろ?(完全なる固定概念)

…でもAは、俺を襲ったことなんて一度もない。

そういう雰囲気になったことは何度かあるが、どうしてかはぐらかされるのだ…

やっぱり、俺に魅力がないせいなのか…?

俺が男だから?もしかして、もう俺に飽きた…?



「うぅ…嫌だ…」



目元がじわじわと熱くなり、涙腺が緩んでいく。

Aには捨てられたくない…

そう思っていると、ふとあるアイデアが浮かんできた。



「色仕掛け…してみるか?」



そうだ、俺から誘えばいいのだ…(これで効かなかったらきっと俺はハゲ課長に一発かまして新宿駅から飛び降りる自信がある。)

だけど、どうやれば…

メイド服?いやいや、俺がやったら萎えるだけだろ…裸エプロン?かなりキツイ…

安直な案しか出ない頭でやっと出た答えが、



「彼シャツ…これが一番妥当だろ」



ここはAの家な訳だし、まだAは帰ってこない。

一番手っ取り早くやり易い案だ。

そうと決まれば、Aのクローゼットを開け着る服を探す。

そして服を選ぶと早速着てみせる。

こ、これは…



「想像以上に、恥ずかしい…」



大好きなAの匂いに包まれて幸せなはずなのに、勝手に着ているという背徳感やら下には下着しか着てないのですぅすぅと風が晒されている足の間を抜ける感じだとかでくる羞恥心は尋常じゃない。



「や、やっぱりやめ…」



やめよう、と言い終わる前に後ろからガチャッという音が部屋に響き渡る。






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あかねっこ(プロフ) - たかのりさん» 私の代わりに教えて下さりありがとうございます!! (2018年11月3日 16時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
あかねっこ(プロフ) - カリーチェさん» リクエストありがとうございます!!攻め主でいいんですよね?ご期待に添えられるか分かりませんが書かせていただきます!! (2018年11月3日 16時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
カリーチェ - 男主くん攻めをお願いします! (2018年11月1日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
カリーチェ - すいません!間違えました! (2018年11月1日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
たかのり(プロフ) - カリーチェさん» 男主攻め固定ですよ……? (2018年11月1日 15時) (レス) id: e7418c529b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかねっこ | 作成日時:2018年10月14日 9時

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