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episode#1 ページ40




突然だが、俺の恋人の話をする。

俺の恋人、Aは誰にでも優しくて、こんな俺の話も親身になって聞いてくれて、俺を沢山甘やかしてくれる最高の恋人だ。

だが何故そんな男が、同じ男でおっさんで陰気で社蓄で…自分で言ってて悲しくなるほどのこの俺を好きになってくれたのか…今でもわからない。

俺自身はAのことが好きで好きで…それ故に毎日、こんな俺が恋人で良かったのか、いつか飽きられて捨てられるのではないか…と不安で不安で仕方がない。

だから…





「え、えいっ…えいっ…」

「…へ?」

「お、怒ったか…?A」

「……(え、突然どうしたの独歩さん…可愛いんですけど結婚しよ)」←

「うぅ…怒ってる…」

「…怒ってないよ(涙目ぐうかわ)」

「嘘だ…どうせ理由もなく殴った俺のこと、嫌いになったんだろ…」

「ねぇ独歩さん」

「…なんだよ」

「やられたんだから、俺からやり返してもいいよね?」

「…は?」



そう言ってAは部屋の隅で体育座りでいじける俺の側に寄り、俺の両頬を摘まむ。



「えいっ」

「っ…うぅ、いひゃい…」

「うわ!独歩さん頬っぺた以外と延びる凄い!!」

「ひゃ、ひゃめりょ…」

「………」

「…?んっ…!?!?」

「はぁ…独歩さん可愛すぎ…」

「なっ、なに…キス、して…」

「あははっ!顔真っ赤だよ独歩さん」

「っ…うるさい」




こうやって、Aを試すような事をするのだ。

俺ってこんな女々しいやつだったのか…?

自分が今、メンドクサイ彼女のようだとは自覚はしてる。

だけど、こうして何時もAが俺の欲しい反応をしてくれるから…今日も辞められない。

そうだ、これも全部…Aのせいなんだ…

…明日は何をしようか。

こうして俺はまた、Aの沼に落ちていく。








今日のチャレンジ:【殴ってみる】









‐‐‐‐‐‐

気づいた人は気づいたかも!!

ちょっとあのネタが入ってます。



episode#2→←清掃員男主×独歩



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あかねっこ(プロフ) - たかのりさん» 私の代わりに教えて下さりありがとうございます!! (2018年11月3日 16時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
あかねっこ(プロフ) - カリーチェさん» リクエストありがとうございます!!攻め主でいいんですよね?ご期待に添えられるか分かりませんが書かせていただきます!! (2018年11月3日 16時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
カリーチェ - 男主くん攻めをお願いします! (2018年11月1日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
カリーチェ - すいません!間違えました! (2018年11月1日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
たかのり(プロフ) - カリーチェさん» 男主攻め固定ですよ……? (2018年11月1日 15時) (レス) id: e7418c529b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかねっこ | 作成日時:2018年10月14日 9時

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