【ヒプマイ】マイクはきだめ集!!!

episode#4(※) ページ33

「これ、全部俺が…?」

「そうそう!!」

「ご、ごめんなさっ…」



段々顔が真っ青になる。

お、俺は職場の先輩に…ましてやNo.1ホストの体になんて事を…!!

これはもう死んで詫びるしかっ!!



「そんなに悪いと思ってるの?」

「ソレはもう…ここで切腹してもいいくらいには…」

「あははっ!!切腹っていつの時代だって!!」

「っ〜…真剣に聞いてっ…」

「じゃあさ、俺っちと付き合ってよA…」

「…え?」

「彼女と別れたんだろ?」

「な、何で知って…」



彼女と別れたことは、まだ誰にも言ってない。

何でこの人が知ってるんだ?



「Aちんのことなら何でも知ってるよ!!てゆーか、彼女ちょーブスじゃないっ!?」

「ブッ!?」



仮にも人の彼女だぞ!?

失礼だなこの人!!

と言うかいつの間にあってんの!?



「絶対俺っちの方が顔いいし!!家事できるし!!俺っち超優良物件じゃね!?」

「っ…」

「ねぇお願い、俺っちにしてよ…」



そう言って俺の首に手を回し抱き締める。

この人は何で俺にこんなこと…

付き合って許してもらえるなら、別に今はいいけれど…

どうしても前の彼女が頭をちらつく。



「あの、一度だけ彼女に連絡…」

「ん?あの子の連絡先なら全部消してんよ?」

「…はぁ!?」

「だってもう別れたんだし要らないっしょー?持ってたって意味ねーって!!」



この人は本当になんなんだ!!

人のもの勝手にいじって…人の彼女バカにして…!!



「伊弉冉センパイは…そんなに俺のこと、嫌いですか…」

「へ?」

「いつもいつも、嫌がらせみたいにちょっかい掛けてきて…こんなわけのわからないことして…俺が何したって言うんだよ…」

「あんなにアプローチしたのに気づいてないわけー!?」

「…?」



アプローチ?何の話だ…

そう思い伊弉冉センパイのことをじっと見ていると…



「Aのことが“好き“だからしてるんだろー?」

「俺のことが、好き…?」

「ちょっかいかけんのも、こんなことすんのも…全部Aが大好きだから!!だから…ねぇ」



“早く俺っちの物になってよ…“

そう言って伊弉冉センパイは、再び俺を抱き締めた。








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まてんろーvsハマのCDジャケ見た人生きてます?

私?

ディビ女兼宿女の私は無事死にました。(ﾁｰﾝ)

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