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episode#1 ページ17

「……ということだわかったか」

「…はぃ?」



えちょま、今何が起こってるんだ?

この綺麗なお姉さんは何て言ってた?

俺は自分の玄関先でお姉さんを前にしながら固まる。

そうだ一つ一つ思いだそうえーと…

まずお姉さんが来て、何のか知らんがマスター適合者に適応したって言われてそれで、それで…?



「はっ…これは夢…?」

「何を言っているこれは現実だっ!」

「い、痛い痛いっ!!!」

「ふん…」

「ヒィィ…夢じゃない!!」



お姉さんの高いヒールで俺の右足の爪先をグリグリと踏まれ現実に引き戻される。

このお姉さんマジで容赦ないよぉ…



「お前にはマスターとなってもらう」

「えっとぉ…な、何の?」

「さっきも話しただろうこの下朗めっ!!」

「ヒィィ!!す、すいません!!」




ここ一応アパートなんで!!声を押さえて!!頂けませんか!?…なんて俺が言えるはずもなく。

すいませんお隣の本田さん…!!

心の中でスライディング土下座をする。




「この世界の異変は全て、違法マイクを使う下朗どもによって引き起こされている」

「は、はぁ…」

「そいつらを倒すためには正規マイクを持った者が必要なんだ」

「正規、マイク…?」

「お前も知っているだろう。言葉が力を持っていたH歴を…」

「聞いたことはあります…確か、ヒプノシスマイク…だとか」

「そうだ、なら話は早い。お前はその正規マイクを持った者たちを統べるマスターとなる資格があると見なされた。」

「いやいや!!話早すぎでしょ色々飛ばしすぎじゃ…!」

「煩い!!」

「ヒャイッ…スミマセン…」




ヒプノシスマイクだとか、H歴だとか…そういう知識は知っている。

マイクで戦っていたことも、その時代が今のこの時代に大きな影響を及ぼしたことも…

だけどそれはずいぶん前の話だ。

この人は今さら何故この話を…?

そんなことを思っているとお姉さんの後ろから沢山の黒スーツの厳つい男たちが俺の周りを取り囲む。

そして俺を後ろから拘束し始めた。

何かこれ映画で見たことある!!怖い!!




「ええええ!?!?何これ怖い!!俺に何すんのっ!?」

「まぁ、お前がなんと言おうがマスターになることは決定事項だ。あまり暴れてくれるなよ?」

「いやそんなの無理…んぐっ!!」




お姉さんはの口元になにやら薬品が塗ってある布を押し当ててきた。

それを勢いよく吸ってしまった俺は、薄れ行く意識の中でこんなことなら冷蔵庫にあるプリン昨日食べときゃよかったと、下らないことを考えていた。

episode#2→←某お船ゲームパロディ(×ALL)



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あかねっこ(プロフ) - たかのりさん» 私の代わりに教えて下さりありがとうございます!! (2018年11月3日 16時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
あかねっこ(プロフ) - カリーチェさん» リクエストありがとうございます!!攻め主でいいんですよね?ご期待に添えられるか分かりませんが書かせていただきます!! (2018年11月3日 16時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
カリーチェ - 男主くん攻めをお願いします! (2018年11月1日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
カリーチェ - すいません!間違えました! (2018年11月1日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
たかのり(プロフ) - カリーチェさん» 男主攻め固定ですよ……? (2018年11月1日 15時) (レス) id: e7418c529b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あかねっこ | 作成日時:2018年10月14日 9時

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