episode#2 ページ15
「Aさん、僕と一緒にこのゲームやりませんか?」
「何言ってんだAは今から俺とアニメ見んだよ!!」
「あのさ…俺仕事で来てるんだけ…」
「お前の方こそ何言ってんだよ!!この間もアニメ見てただろーが!!」
「あ“ぁ“んっ!?てめぇこの間黙って一人でAと出掛けてただろーが!!見てたかんな!!」
「ヒィィ…」
今俺のサイドでなにやら言い争ってるのは二郎くんに三郎くん。
相変わらずこの兄弟の喧嘩は女の子になっても怖いのは変わらない。
美人さんがそんな顔しちゃダメだって…
毎度毎度、俺の腕を掴んで両サイドで喧嘩しないで欲しい…
いい加減俺の鼓膜が死ぬ…
「おい二郎…何Aさんにその脂肪の塊あててんだよ…」
「んなっ!?あっ、当ててねーし!!!てか脂肪って何だよ!!」
「そのままの意味だけど?」
「っ〜!!て、てめぇだってその貧相なモンAに当ててんじゃねーよ!!」
「ぼ、僕のは標準だっ!!!」
「()」←
その喧嘩の内容に白目を向く。
やめろよ変に意識しちゃうだろ!?
そうこうしてる間にも二人の喧嘩はヒートアップしていく…
「お前ら…仲良くしろって言ってんだろうが!!!」
「いてっ!」
「いった!!痛いよ姉ちゃん…」
「まったく…すまねぇなA」
「あ、いや…全然大丈夫!」
そう言って現れたのは一郎く…いやちゃん。
まぁ薄々予想はしてたけど、うん…デカイ。←
あと、女の子になっても姉御感が凄い…
思わずいち姉って呼びそうになる。
いやしかし、こうやって兄弟並ぶとホント美人さんだなぁ…
「Aこれがメンテナンスして欲しいマイクだ」
「うん、わかった」
「それじゃああっちの部屋に…」
「え、多分すぐ終わるからここでもいいよ?」
「バーカ、そんなとこでやったらやりずれーだろ?茶も出してやる。ゆっくりしていけよ」
「いや、次左馬刻さんの依頼が…」
「ん?」
「いっ、いえナンデモゴザイマセンユックリシテイカセテモライマス!!」
「おう!ゆっくりしていけ」
そ、そうだ…一郎くんの前じゃ左馬刻さんの名前は禁句だった…!!
左馬刻さんの名前を出した時の一郎くんの顔がもう…
美人の真顔の圧力って本当に怖いんだね…
はぁ…これはもう、中々帰らせてもらえないぞ…
左馬刻さんに何て言えばいいんだ…!!
そうやって俺は、再び頭を抱えるのであった。
‐
山田兄弟に取り合われたい。(切望)
因みに一郎くんはAくんの次の予定を知っていたり…?
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あかねっこ(プロフ) - たかのりさん» 私の代わりに教えて下さりありがとうございます!! (2018年11月3日 16時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
あかねっこ(プロフ) - カリーチェさん» リクエストありがとうございます!!攻め主でいいんですよね?ご期待に添えられるか分かりませんが書かせていただきます!! (2018年11月3日 16時) (レス) id: 11c41707f8 (このIDを非表示/違反報告)
カリーチェ - 男主くん攻めをお願いします! (2018年11月1日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
カリーチェ - すいません!間違えました! (2018年11月1日 19時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
たかのり(プロフ) - カリーチェさん» 男主攻め固定ですよ……? (2018年11月1日 15時) (レス) id: e7418c529b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あかねっこ | 作成日時:2018年10月14日 9時