努力の喜び ページ2
そして少女は僕に、沢山の言葉を教えてくれました。
僕より随分小さくて幼いのに。
「『努力のよろこび』というものが分かりだしたわ。
一生懸命にやって勝つことの次にいいことは、一生懸命にやって落ちることなのよ。」
少女の言葉はまるで、僕に魔法をかける様に
キラキラしていて、僕にかけていた『何か』が光っていました。
僕は普段、あんまり努力なんてしていません。
いつも人任せで、責任感が無くて。
そんな僕を変えた様な言葉でした。
失敗したって良い、一生懸命にしていればそれでいい。
少女の目は、まるでそんな風景を物語っているようでした。
失敗しても良いんだ、と僕は思いました。
一歩ずつで良い、そんな気がしたのです。
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さやや - 読み終わった感想ですが…… 良い話ですね! (;_;) 6ページでここまで書けるのが羨ましいです。設定キーや作品ジャンルを入れると多くの方々に見てもらえると思います。文章のアドバイスで言うと、情景描写をもっと入れるといいと思います。 (。-_-。) (2017年6月13日 22時) (レス) id: 8cd82bdab3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青行燈 | 作成日時:2017年6月13日 20時