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同じ駅でカルマと降り自宅へと足を進めていく
私は今日あったことについて、まぁそのほとんどがカルマのことなんだけど考えていた


明らかにクラスの人とは違う殺意を持ってるカルマ
確かに凄いけど…やっぱり引っかかる


「何ぼーっとしてんの」


さっきと変わらないあの軽快な表情で私の額をコツっと叩いた


「痛っ …なんでもないよ」


「そ?じゃあAん家ついたし行くね」


もう私の家着いてたんだ…考えながら歩いてると慣れた道すら見えなくなる


「じゃあ明日の俺の暗殺楽しみにしといてよ」


じゃあねーとカルマは足取り軽く私の家から離れていった








「おはよー…ってなんでみんなそんな暗い顔して…!?」



私の目に飛び込んできたのは…
串刺しにされたタコだった


一瞬「ヒッ」という情けない悲鳴をあげかけたが冷静になるよう理性が止めてくれた


こんなことをするのはこのクラスで一人しかいない…カルマ
そんなみんなの目を他所に殺せんせーが教室へ入ってくる
そして殺せんせーはこの光景をなんとも言えない表情で見つめていた



「ごっめーん、殺せんせーと間違えて殺しちゃったぁ 捨てとくから持ってきてよ」


下をべーっとだし挑発し出すカルマ


先生はわかりましたと了承しタコを持ったままカルマへ近づく
このままじゃまた昨日みたいに…



先生がカルマの目の前に立った瞬間

『ギュルルルルルルルル』

とドリルのような音が轟いた

「!?」


そこから物理的にも目にも止まらなぬスピードでなにかの準備をしている



「見せてあげましょうカルマ君 このドリル触手の威力と自衛隊から奪っておいたミサイルの火力を」


「先生は暗殺者を決して無事では帰さない」



待って、それじゃあカルマ危ない目に…!?いやでも殺せんせーがそんな事するはずない



ヒュンと何かが飛んでくる音が聞こえた
私は恐る恐るカルマの方を見ると


「!! アッつ!!」


カルマの口の中には熱々のタコ焼きが


「その顔色では朝食を食べてきていないでしょう マッハでタコ焼きを作りました」


これにはカルマも予想外だったみたいで少しだけ驚いた表情をしている


「先生はねカルマ君 手入れをするのです 錆びて鈍った暗殺者の刃を」


「今日1日本気で殺しにくるがいい その度に先生はきみを手入れする 」


「放課後までに君の心と身体をピカピカに磨いてあげよう」



そんな朝のやり取りから先生とカルマの攻防戦は始まった

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設定タグ:赤羽業 , 暗殺教室 , 赤羽カルマ   
作品ジャンル:アニメ
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みづき(プロフ) - 猪口玉理さん» 感想ありがとうこざいます!!初心者でまだまだ未熟ですが頑張ります!! (2020年3月31日 18時) (レス) id: baa518ef73 (このIDを非表示/違反報告)
猪口玉理(プロフ) - はじめまして! チョコダマリと言います。家庭教師ヒットマンREBORN!の作品を書いております。1ページ読んで面白いと思いました! これからも頑張ってください! (2020年3月29日 15時) (レス) id: 737d873cb6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みづき | 作成日時:2020年3月10日 15時

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