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「で、どーすんの?殴る?」


まだカルマは挑発をやめない


「殴りません!!先生が残りを舐めるだけです!!」

あっ、そこはちゃんと舐めるんだ…と呆れてしまった
殺せんせーはズンズンとカルマの席へ足を進めた

私たち席が目の前になった瞬間



『バチュンッ!!!!!!!』



またあの触手が破壊される音が響いた
よく見ると対先生用BB弾が床にばらまいてあった
いつのまにこんなことを…


「あっははは まぁーた引っかかったー」


カルマは拳銃を構えて容赦なく先生を狙い撃った
先生をバカにするように、そしてドロドロしたような殺意をその瞳は宿していた



「何度でもこういう手使うよ 授業の邪魔とか関係ないし」


「それが嫌なら、俺でも俺の親でも殺せばいい」


「でもその瞬間からもう誰もあんたを先生とは見てくれない ただの人殺しのモンスターさ」



「あんたという先生は…俺に殺されたことになる」



手に持っていたジェラートを先生に擦り付けるカルマ
あの表情が私の頭から離れない
私にはもう彼が何を考えているのか分からなかった





「はいテスト 多分全問正解」


さっきの表情とは打って変わってカラッとした顔で先生にテストを渡した


「じゃあね「先生」!また明日」



カルマはヒラヒラと手を振り下校していった


カルマは頭の回転がすごく速い
今も先生が先生でいられなくなることをわかってギリギリの駆け引きを仕掛けている

…でもカルマはそれを人とぶつかるためにつかっている
もちろんあの時助けてくれたことはカルマがそういう性格だからこそなんだろうけど









「まったく…彼のせいでジェラート買い直しだ」


「頭が良く手強い生徒だが、彼の言うとおり教師を続けるためには殺すことも傷つけることも許されない」





「さぁて、どう片付けてやりますかね」

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設定タグ:赤羽業 , 暗殺教室 , 赤羽カルマ   
作品ジャンル:アニメ
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みづき(プロフ) - 猪口玉理さん» 感想ありがとうこざいます!!初心者でまだまだ未熟ですが頑張ります!! (2020年3月31日 18時) (レス) id: baa518ef73 (このIDを非表示/違反報告)
猪口玉理(プロフ) - はじめまして! チョコダマリと言います。家庭教師ヒットマンREBORN!の作品を書いております。1ページ読んで面白いと思いました! これからも頑張ってください! (2020年3月29日 15時) (レス) id: 737d873cb6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みづき | 作成日時:2020年3月10日 15時

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