君の背中 【赤羽業】

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｢自信をもてる次の手があるから自信に満ちた暗殺者になれる 対して君たちはどうでしょう｣



私ははっとする
先生が怒ってる理由を納得察した


｢俺らは暗殺があるからそれでいいやと考えて勉強の目標を低くしている｣



…その通りだ
これが言いたかったのか



｢もし先生がこの教室から逃げ去ったら？ もし他の殺し屋が先に先生を殺したら？｣



そんなこと考えたこともなかった…
…さっきからくるくると回っている先生スピードがどんどん上がっていく



｢暗殺という拠り所を失った君たちはE組の劣等感しか残らない ｣



｢そんな危うい君たちに…先生からのアドバイスです｣



目の前には先生の回転によって作られた砂嵐があった
すごい風圧で…立っていられないっ…！！




｢うわっ！｣



私はバランスを崩してしまった
するとカルマが



｢こっち｣



と私の腕を引いて後ろに連れていってくれた



私｢ありがとう｣



なんだか最近助けて貰ってばかりだ
これじゃいけないな…



｢このグラウンドは雑草や凸凹が多いので…手入れをしました｣



砂嵐が去ったあとのグラウンドは以前より輝いていた
そして綺麗なったグラウンドは先生が超破壊生物だということをも思い知らせているようだった



｢先生は地球を消せる超生物 この一帯を平らにすることなど、たやすい事です｣



｢もしも君たちが自信をもてる第二の刃を示さなければ、相手に値する暗殺者はこの教室にいないとし｣



｢校舎ごと平らにして先生は去ります｣



みんなの目にさっき以上の動揺が走る


｢第二の刃…いつまでに？？｣


渚くんが恐る恐る聞く


｢明日までです｣

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