君の背中 【赤羽業】

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みんなあのヌルヌル音と先生の悲鳴が気になりグラウンドを離れ倉庫まで走る


目的地へ辿り着くと満足そうな殺せんせーがいた
するとフラフラと女性がこちらに歩いてきた



よく見ると体操服を着てポニーテルにされ顔がふわふわしてるビッチ先生だった
さっきまでの凶悪そうな雰囲気とは打って変わって健康的でレトロな服にされている


まぁでも正直、これくらいの制裁は必要だと思う…





また始まった英語という名の自習時間
重苦しい空気の中一番最初に口を開いたのは意外な人物だった


｢あはぁ 必死だねビッチねぇさん あんなことされちゃプライドズタズタだろうねぇー｣


なんでこんな軽快そうなのだろう…
でもこう言う時にきっかけを作れるのがカルマの良さ
それに続いて磯貝くんも口を開いた



｢先生…授業をしてくれないなら殺せんせーと交代してくれませんか？一応俺ら受験生なので…｣


私の言いたいことを全部代弁してくれた磯貝くん
みんな思うことは一緒なんだね




｢はん！あの凶悪生物に教わりたいの？
地球の危機と受験を比べられるなんて…ガキは平和でいいわねぇ〜｣




この言葉がみんなの堪忍袋の緒を切らしたことをビッチ先生はわかっているのだろうか
先生は容赦なく言葉を並べ出す


｢それに聞けばあんた達E組ってこの学校の落ちこぼれだそうじゃない 勉強なんて今更しても意味ないでしょ｣





ビシッ！！！


先生に向かって消しゴムが投げつけられた

｢出てけよ…｣

｢出てけ！クソビッチ！！｣
｢殺せんせーと変わってよ！！！｣




どんどんみんなものを投げていく
私も投げたいけど…冷静に考えて危ないから後ろで見ておくことにした
…1人だけ巨乳反対！！と掲げているカエデを見つけてしまった
そっち！？


これじゃあビッチ先生クビまっしぐらだね

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