君の背中 【赤羽業】

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来年もし私たちが殺せんせーを殺せなかったら地球は爆破する
もちろんみんな死ぬ
それでも今は受験生なのに自習しかない英語の授業はまずい…


｢ねー！ビッチねぇさん 授業をしてくれよ｣


口々にそーだ！そーだ！という声が湧く
私もこの意見には大賛成



｢あぁ！もうビッチビッチうるさいわね！！｣


さすがにこれには堪忍袋の緒が切れた先生

｢だいたいVとBの発音が違う！！これじゃあ意味が変わってくるわ！！｣


少しだけ授業っぽいものが始まる
ちょっとは改心してくれたのかな…？


｢正しいVの発音の仕方を教えてあげるわ まず下唇を歯で軽く噛む！｣

みんな慣れない口で言われたとおりにする


｢そのまま1時間静かにしてればいいわ｣



はぁ！？前言撤回
やっぱりこの人改心のカの字もない！！


｢Aーそれ変顔してる？｣



カルマがバカにするように私を見る


｢してない！｣


本当に私たちこのままで大丈夫なのかな…？




体育の授業中
三村くんが倉庫に入るビッチ先生と殺せんせーを見たらしい

本格的に暗殺するのかな…？
でも、この人に殺せんせーが殺されるのは嫌だ！




｢いやぁぁあぁぁぁ！！！！｣


ビッチ先生の叫び声が倉庫の方から響いた
そして聞こえてくるヌルヌル音…

ほんとに何が起きてるの！？

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