君の背中 【赤羽業】

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｢ふっ…んんっ…｣


｢わぁあぁぁぁ！！｣


｢…っ！？！！｣


渚くんの抗うような声とそれに対する反応の声が混ざりまう
目の前で先生にキスをかまされてる友達を見ていられなかった


｢なーに目ぇそらしてんの？A｣


カルマが面白がるように私に近づく


｢いやっ、だって…こんなのっ…｣


ちらっと渚くんとビッチ先生を見ると
どんどんキスが深くなっていくのが分かった


｢…？！まだしてる…｣



｢ほら、ちゃんと見とかないと 生でキスしてんだから｣


｢記念みたいに言わないでよ！！｣



私は面白がりながら友達のキスを平気で見るカルマを少しだけ軽蔑した目で見る




｢後で教員室にいらっしゃい潮田渚 あんたが調べたヤツの情報聞きたいわ｣




渚くんは気絶寸前で先生の胸の谷間に挟まれている 見てらんないよ…

ビッチ先生が私たちの方にからだを向ける

｢その他にも！有力な情報を持ってる子は話に来なさい！いいことしてあげるわよ 技術も人脈も全てあるのがプロの仕事よ｣


｢ガキは外野で大人しく拝んでなさい｣


｢あと、少しでも私の邪魔したら…殺すわよ｣


やっぱりこの人ただものでは無い…！！！
殺すという言葉の重み、先生が改めてプロの殺し屋なのだと実感した


でも…この先生は嫌いだ！

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