君の背中 【赤羽業】

~カルマside~ ページ16

家に帰って俺は今日の濃すぎる1日を少しだけ思い出した


殺せんせー
俺はあんたがあの俺を裏切った先生みたいになると思ってた


でもあの時ちゃんと助けてくれた
あぁ今までのやつとは違うんだなってあんただけは信じてもいいかなって少し思えた


まぁでもこれからもイタズラは辞めないけどね
明日から学校が楽しみだ


ピロンと携帯の通知音が入った



A明日からのちゃんとした暗殺頑張ろう あと遅刻は厳禁だからね?



Aだ
Aは表情がコロコロ変わるしたまーに抜けてるとこあるから見てて面白い
だけど冷静さもちゃんとあって正義感が強い



他人のために必死になれて、人のために涙を流せるAは俺と正反対だ
でもそこがAのいい所でもある




そういう感情はないと思うけど、そういうところを見ると守りたいって思う



まぁきっと彼女の事だから｢あの時の守られてるだけの私じゃない｣とか言い出すんだろうけど



テキトーにAに返信し眠りについた

毒の時間→←15

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す