悪役の結末

悪女15 ページ15

夜蛾「次の授業は、実技だ。」









胃を痛そうに抑えながら問題児たちを見る夜蛾先生











A「.....」









五条「雑魚と戦っても何にもなんねーよ」









五条はそういうと怪訝そうに顔を窓の方へ向けた









夏油「へぇ.....雑魚かどうかは、戦ってから決めればいいんじゃ無い？」











もはや一周回り冷静になってきている声を耳に通す。











先生の胃が痛そうだ。













夜蛾「………はぁ...」









先生は胃のあたりをさすりながら深いため息をつく











今度胃薬をあげようかな、と密かに考える










今世では、どのようなキャラにしよう、









一周回って雑魚になれば...？





なんて考えるが、それじゃあ絶対五条の性格的にだる絡みしてくる











家入「A？どうしたの、渋い顔してw」












不思議そうにこちらを覗く家入さんに声をかける










A「いや...五条さんに当たったら、怖そうだなぁ...って、))」











苦笑いしながら適当な返事を返す
















家入さんと校庭へ向かう途中私は、離れつつあるアイツの背中をずっとみていた。













A「.....実技絶対めんどくさい。」








家入さんが隣で笑っていたので私はきっと相当な顔をしてたんだろう____

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