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『うわっ!』
森に進んでいくと大きな出っ張った石に躓く
『っ・・・もう!』
膝には案の定、大きな痣が出来ていた
『帰り道どこ・・・・・・』
来た道を見るがそこにはもう木で囲まれていた
薄暗いし
出っ張った石はあるし
大きな痣が出来るし
木で囲まれてるし・・・
『なんなのこの森・・・』
それでも私はどんどん奥へ導かれる
磁石でもくっついているんじゃないか
そう思う程、吸い込まれていく
ようやく足が止まった場所は
昔使われていたようなトンネルがあり
その上は歩けるようになっている
『あ、あの!誰かいませんか・・・?!』
誰かいるかもしれない、そういった思いで叫ぶ
するとトンネルの上から一筋の光が
眩しく目を細める
ゆっくり目を開けていく大きな影が見えた
『んっ・・・・・・。』
その影の先を少しずつ辿っていくと・・・
ワオォォォォォォォォォォォォンッ
一匹の狼がいた
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作者名:hyu-ra | 作成日時:2020年9月21日 10時