3. ページ3
.
「都市伝説ではないそうですよ。
実話を元に、
この巻物が書かれたと推定されてます。
そして今も尚、
狼は住んでいるという噂が出されてますね。」
今もいるのか・・・
1度、1度だけでいいから見てみたいな
そう思いながら教室の窓から空を見上げた
『ふぅ、終わった・・・。』
クラスメイトの急用で
私が代わりとなった掃除がやっと終わった
時間を見れば4時を過ぎている
急いで靴に履き替え門をギリギリで出る
『今日はトッポギ食べて帰ろ・・・。』
お父さんとお母さんは残業で遅くなり
おばあちゃんはシャンソンのお友達とお食事会
一人っ子なので待っている人もいないため
屋台のトッポギを食べることにした
『すみません、このトッポギ下さい。』
近くにあった屋台のベンチに腰を掛けて待つ
『はぁぁ・・・』
大きな息を吐くと白い煙がでる
「はい、お待たせ。ゆっくり温まりなよ〜」
いつの間にか出来上がっていたトッポギを
手元まで持ってきてくれた優しいおじちゃん
美味しそうと思い口に運ぼうとした時
「ん?あの人・・・君の知り合いかい?」
おじちゃんが手を差し伸べる方を見れば・・・
.
8人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:hyu-ra | 作成日時:2020年9月21日 10時