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瞬間 ページ41

Aside



私が手紙を読み終わるとオンニ達が泣きながら抱きついてきて、笑みが零れた


すると……


・・・ハヌル〜!!!!!・・・


A「?」


・・・A〜!!!!!・・・




聞こえた。微かにだけど、確かに聞こえた。



starの声だ。



驚いて顔を上げると、star達がスローガンを掲げていて、全体を見れば


“THANK YOU”


の大きな文字



そしてスローガンだけをみれば日本語で



“skyはstarの光”




と書かれていて、思わず涙がどっと溢れた




……その“瞬間”



脳全体にキーンという痛い大きな衝撃が走ってしゃがみ込んだ



目の前が真っ暗で、力が入らない



A「痛い……痛い……っ……」




痛みで目が開けられず


食いしばってるせいか歯がギシギシいっている


時たま聞こえるオンニ達とスタッフの声






そしてstarの声





ドンッという思いっきり殴られたような衝撃が走った瞬間




せき止められていた水が流れ出したかのように一気に音という音が自分の耳に流れ込んできた




A「オンニ……」


セヨン「Aっ!?大丈夫!?」


A「…大丈夫」


皆「!?!?!?!?」


セヨン「……きこ、えてるの…?」


A「聞こえる、聞こえるの。」



スローガンの嬉しさで涙でぐしゃぐしゃになった顔がさらに涙でぐしゃぐしゃになる




A「オンニ〜ッ……ふぇっ……ひっく……」




泣きじゃくるこどものように泣いている私をきつくギュッと抱きしめて泣くオンニ達




マイクを外していないものだからハヌルの泣き声がドームに響く




すると



star「ハヌルーッ!!!!!」



とstarの声が響いた



私はオンニ達の背中をトントンと叩いて



A「カジャ」



そう呟いた

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設定タグ:SHINee , オニュ , オンユ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ゆづジョンギ | 作成日時:2018年1月26日 23時

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