2話後半「29日」 ページ7
カ「ネイ、Aがビビってる」
ネ「え、あ...ごめ、ちが...うぅ...」
〜我に返ったのかまだ私の手を握っていた手を離し、顔が真っ赤になっていた〜
貴「ビビってないよ、ありがとう心配してくれて」
ネ「あ...うん...」
フ「話を変えるが、ネイ、今お前謎の穴のこと知ってると言ったな?」
ネ「うん...」
フ「確かにお前の方が監獄世界にいる時間は長い」
フ「だが、謎の穴に入ったことがあるのは1度だけだろ?」
ネ「見たことはある...何度か...」
フ「じゃあどこまで知ってるか、教えろ」
ネ「えっと...いつも30日経ったら穴がでるけど...」
ネ「たまに...20日経ったら...出てきたり、するんだ」
ネ「たぶん...ここの世界以外に...他の世界があると...思う...」
フ「例えば?」
ネ「うーん...それは、わかんない...」
カ「その話は二人で話せ、とにかく俺らはAをなんとかすんだろ?」
〜なんか私邪魔かな、と思ったら〜
ホ「はい、どうぞです(ニコ)」
貴「あ、ありがとう」
〜ホック君はおかわりのミルクコーヒーをまたいれてくれた〜
ホ「全然何言ってるのか、わかんないですよね」
貴「そう...かもね」
ホ「3人共、貴方の世界で高校生?」
ホ「とかあるんですよね?」
貴「うん、いるけど?」
ホ「それに見えませんか?」
〜あー...たしかに高校生っぽいかも、それか大学生1年生っぽい〜
ホ「実はあの3人、10代に見えて、もう約20代後半なんですよねー」
貴「へぇ...ってえ?そうなの?」
ホ「そうですよ?一番年上が、ネイで次にカラットさんなんですよ?」
貴「え、まじ?全然わかんない...ホック君は20代?」
ホ「俺はまだ18です!(ニコッ)」
〜意外...ホック君2歳差なんだ、てっきり5歳くらい下かと...〜
ホ「フフッ良かった!表情が戻ってきましたね!」
貴「え?」
ホ「先程から、顔色が真っ青でしたし、泣きそうな表情してたんで」
〜見てたんだ、恥ずかしいな〜
ホ「あ、頬真っ赤ですね?」
貴「あんまり見ないで...」
ホ「まぁ、元気になって良かったです!」
〜ホック君...もしかして全部見てたのか?〜
〜それだったら、一番気にかけてくれたってこと...だよね?〜
ホ「Aさん、またなにかあったら俺らに言ってください!」
〜できるだけ協力できますから。と言って〜
〜ネイ君達の輪に入った〜
残り29日
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作者名:キリ(6人格) | 作成日時:2017年8月17日 14時