私と愉快な思念体sダイアリー【28】 (ページ25)

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未来を見つめて2 (5/25) ページ25

前回の続き

そして2つ、つい先程の出来事です｡

自分のコンプレックスの事をモヤモヤと考えながらスマホを弄っていると､ルー君が話し掛けてきました｡
彼は「世間的にどうかは知らないけど､俺は可愛いと思ってるよ」
と言ってくれました。

それ前にも聞いた……とゲンナリして
口から出て来た言葉は「誰にでも言ってるんでしょ」とか悪態ばかりの可愛くないものばかりで……

数分後､可愛くなりたいなぁ……とスマホを弄りながら愚痴を零していると、

「俺に可愛いって思われてるだけじゃ駄目なの？」
ふと上から降って来た声に視線を上げると､彼は何だか寂しそうな､不安そうな顔をしていました｡

その顔はずるいだろ……と思わず狼狽えましたが､
冷静になって「駄目だ」と答えました。

確かにルー君に可愛いって思われてるならそれでいいじゃない、と思う私も居ます｡

でもね、私は自分に自信が無さ過ぎるから､それじゃ駄目なんですよ｡

今よりもっと痩せて女磨きして､いーっぱい可愛い服を着て､それで改めてもう一度告白をしたいって気持ちも勿論あるんですが、
私は彼の隣を胸を張って歩ける様になりたいんです｡
私のせいで彼が笑われない様に､彼にとって恥ずかしくない存在でありたい｡

だからダイエットしてると公言するのは恥ずかしい､という古い考えを捨てる事にしました｡

好きな人の傍に居る為に精一杯努力して､痩せて､綺麗になりたいと思う気持ちの､
一体何が恥ずかしいのか｡

バニラちゃんが前に言ってました
「努力してる人はキラキラしてて素敵なんだ」と｡だから好きなんだ､と｡

その意味が漸く私にも少しだけ分かった様な気がします。

夢も希望もやる気も何も持っていなかった私に生きる活力を与えてくれたのは紛れも無いうちの人達です｡
皆が支えて､励ましてくれなかったら今の私は居なかった｡

やっと無くしていた夢を見付けられた気がしました。
皆と生きる未来､皆と生きる今｡

先の事を考えるのは怖いけれど､何もしなくても時間は進む事を私は知っている｡
それならば1歩ずつ､半歩ずつでも前に進む｡
時間は有限なのだから、だから私は可能な限り皆と今在る時間を歩んで生きる。

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長々と失礼しました;
ここまで見て下さった方､有難う御座います…!!
内容が内容なのでかなり私情を織り込んでしまったのですがお陰ですっきりしました(*´∀｀*)ｷﾚｲｷﾚｲ
有難う御座いました！！

ﾉｼ