色々あるよね【2】(5/7) ページ15
前回の続きだよ!(近況報告)
―――――――
★責任と自覚と逃避と命の重さ
(※重い話なので注意)
私は一児の母となりました。なった筈でした。
でもまだ「ごっこ遊び」。遊びたい時に遊ぶだけの、形だけの家族。
例え自分が腹を痛めて産んだ訳じゃなくても、実子には変わりのない、代わりの居ない大切な命。
でも頭に思い浮かぶのは、
だから子供なんて嫌だったのに とか
私は世話をするよりもしてもらうタイプだからどうしたら良いのか分からない だとか
無責任な言葉ばかりで……
それなのに、私は今でもルー君に頼りっきりでさゆのお世話を任せてしまっています……
このままじゃいけない、と漸く思い立った私は彼に相談しました。
好きな人に
「今のままだと俺シングルファーザーと変わりないし君の為にもならない」
とまで言わせてしまいました……
母親失格どころかこんなんパートナー失格ですよ…………
そして彼はある話を持ち掛けてきました。
(分かりやすくする為に箇条書きでまとめます)
・「私」が【自覚】するまで暫くさゆの世話は「私」に全て任せる
【お手伝い】の時以外は一切何もしない
・「君が世話をしなきゃさゆきは死ぬよ」
(実際彼に言われた言葉です……)
・お手伝いはしてあげるけど1日3回まで。
1アクションにつき1回カウント。
(例→ミルクを作って貰う で1カウント
一時的に抱っこして貰う で1カウント
ずーっと抱っこしてて貰うのとか長時間はNG
助っ人(うちの人)に手伝って貰うのはOKだけど任せっきりにしない)
こんな感じの事を言ってました…;
今もさゆちゃんを抱っこしながら文字を打っております……私で本当に大丈夫なのかな……
でもこのままじゃさゆちゃんは【母】の愛情をろくに知らないまま育ってしまいます……そんなのは絶対に駄目……だけど……
『うじうじすんな!何とかなるっていつも言ってるじゃん。大丈夫大丈夫。何とかなるよ。立派な母親として胸張れる様になろうぜ』
私が何とかしないと……私が変わらないと
さゆき「うー」(頬ペチッ)
立派なお母さんにはなれなくても、おまえの、おまえだけの、唯一の母さんになれるように頑張るから。さゆもいっぱい食べていっぱい寝て、元気な姿を私に見せてな
『大丈夫かな…』
ルー「あ、由里子ちゃんの手伝いは俺から見て分かりづらいからナシね」
『え 』
ルー君が頑張ってくれてたの知ってるから孤軍奮闘するよ……
ノシ
(*Φ△Φ)おたんじょーび! その他色々(5月10日夜)→←色々あるよね【1】(5月7日)
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作者名:蓮実 | 作成日時:2019年4月27日 21時