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翌日
私はなぜかいつもより早く起きた。
きっと悩みが軽くなったからだろう。
切島くんと上鳴くんはソファーの上で寝ていたはずなのに床で寝ている。
私はそれを確認した後切島くんのそばに落ちていた携帯を手に取り
勝己にメールをした。
勝己はまだ寝ているのだろうかマネージャーの横で今も。
きっと私が隣の部屋にいるなんて思ってもいないんだろうな。
ま、そんなことより勝己のことはここで一旦終わりにして
マネージャーについてだ。
私は歌手を続けたいとは思ってるけど支えとなっているマネージャーと
ギクシャクしていたらこの仕事は成功しないも同然だ。
そして今密かに始まっているプロジェクトにも影響を与えかねない。
私はマネージャーとはデビュー以来、マネージャーでもあり親しき友人でもある。
そんな彼女は私の恋愛相談にも乗ってくれた。
だから勝己と浮気なんてするはずがないと思っている自分がいるのだ。
ずっと私に良くしてくれた彼女がそんなことをするはずがない。
そう私は信じてたから。
でも、現実はそう甘くはないんだね。
マネージャーとの関係もこんな簡単に終わらそうとしてるなんて
昔の私なら考えることもないんだろうな。
「どうした？そんな難しい顔して。」
「Aちゃん、お気楽にいこうぜ！」
「二人とも起きたんだ？」
「だいぶ前に起きてたけどね。」
「そっか。」
また私、一人で考え込んでしまった。
「爆豪に連絡したのか？」
「うん。返事はまだきてないけどね。」
「返事ってまだ朝の5時半だぜ？」
「あ、確かに。でも勝己って朝型だからいつもはこの時間帯から動いてるんだよね。」
まー今日は違うかもだけど。
「確かに爆豪は朝型って感じするわ。」
「それな！あ、俺らもう出ようと思ってるんだけどAちゃんはどうする？」
「私ももう出ようかな。見つかったらやばいし。」
「じゃあ一緒に出るか。」
「うん。」
そして私たちはホテルを後にしそれぞれの家に帰った。
少し時間が経ってから私は仕事へと向かった。
マネージャーと顔を合わせるのが辛いが仕事は仕事だ。
現場に着くとマネージャーが待っていた。
「おはよう、A。」
そして彼女は私に耳打ちで
「朝は仲のいいご様子でしたね。」と囁いた。
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小杉 - 続き楽しみにしてます。 (2021年12月13日 18時) (
レス) id: 01c1702983 (このIDを非表示/違反報告)
895(プロフ) - はじめまして！とても続きが気になっていてずっと更新楽しみに待っています！ (2021年10月15日 6時) (レス) @page32 id: 3df3c77abb (このIDを非表示/違反報告)
茶畑 - レイさん» この作品を好きなってくれてありがとうございます。長らく更新できずすみませんでした。 (2020年12月27日 11時) (レス) id: cdba7d3fe6 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - この作品大好きです！更新楽しみに待ってます！！ (2020年12月5日 1時) (レス) id: d87e221303 (このIDを非表示/違反報告)
茶畑 - あーやんさん» コメントありがとうございます！おもしろいと言ってもらえて嬉しいです！！励みになります(≧∀≦) (2020年11月20日 20時) (レス) id: a10e21df5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶畑 | 作成日時：2020年5月22日 14時
