幻王様が人間界に降臨した様です 5

振り返れば暗黒騎士 1 ページ2

〜〜中学校〜〜
Aside
ハルヤ 「おはようございます 姫 青春様」

そう言いながらハルヤは私たちに跪く

ナツメ A 「！」

女子1 「なになに？」

女子2 「どうしちゃったの 酒呑君」

ナツメ 「も〜う やめてってば！」

A 「恥ずかしいからやめてくれる？」

ハルヤ 「私はただ 姫と青春様に朝のご挨拶を…」

ナツメ 「いいからそうゆうの！あっち行って 命令」

ハルヤ 「はっ では後ほど」

そう言ってハルヤは去る

ナツメ 「はぁ…」

A 「全く…」

アヤメ 「おはようナツメちゃんA」

ナツメ 「あ、おはよう…」

A 「おはよう…」

アヤメ 「どうしたの？」

ナツメ 「いや 酒呑君が所構わず姫 姫って」

A 「私も青春様 青春様って」

アヤメ 「あぁ…大変だよね…」

男子 「二階堂 今日の放課後ゲームしようぜ お前も買ったんだろ？VR戦記」

二階堂 「！ い…いやVR戦記はちょっと…」

男子 「え？なんで？」

二階堂 「わ…悪いけど他当たってよ」

男子 「そっか」

ナツメ 「どうかしたの？二階堂君」

二階堂 「な…なんでもない」

ナツメ アヤメ A 「？」

〜〜妖怪探偵団 事務所〜〜

アキノリ 「クラスメイトがゲームのことで怯えていた？」

ナツメ 「うん ケースケが欲しがっているVR戦記っていうゲームの話みたいだったから なんか気になって」

ケースケ 「なんでだろう？別に怖いゲームじゃあないのに」

アキノリ 「そういえばうすらぬらにゲームに関する書き込みがあったな」

そしてアキノリはうすらぬらで怪奇案件を調べ始める

ミッチー 「さぁナツメさん おしぼりどうぞ」

ミッチーはナツメにおしぼりを差し出す

ナツメ 「ありがとう」

ナツメはそれを受け取る

ナツメ 「わあ！あったかい！」

ミッチー 「私の熱気に満ちた肉体で温めておきました！」

ウィスパー 「ひょっとしてホカホカ湿っているのは汗ですか？」

ミッチー 「その通り！」

ナツメ 「わぁーっ！」

ナツメはおしぼりを投げる…そしてウィスパーの顔に当たる

ウィスパー 「ウィス！」

アキノリ 「お！あったぞVR戦記に関する書き込み」

ナツメ 「なんて書いてあるの？」

アキノリ 「なんでも…VR戦記をやって相手のキャラを倒したら現実の世界に黒マントの騎士が現れて剣で襲いかかってきたらしい」

ケースケ 「えぇ！」

ナツメ 「黒マントの騎士？」

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